ガザ地区から2200発発射というけど、、、 | マドモアゼル・愛 オフィシャルブログ「水瓶座時代」Powered by Ameba

ガザ地区から2200発発射というけど、、、

今、イスラエルが大変な状態です。ガザ地区を支配しているイスラム組織のハマスの戦闘員がイスラエル領内に侵入し、道ゆくイスラエル人を銃撃しており、イスラエル人の住居にも侵入しているとの情報。

 

これに対してイスラエルのネタニヤフ首相は、これは戦争である。予備軍10万人を結集して対応すると力による反撃を示唆しました。

 

さあ、大変なことになった、、、、というわけですが、腑に落ちない点がけっこうあります。

なぜ、ハマスたちは簡単にイスラエル領内に入れたのか、よくわかりません。入ってくる動画にもイスラエル軍が見えないものばかり。イスラエル軍はどこにいるのでしょう。

 

遊撃されたと言うロケット砲の映像を見ても、これまで見た遊撃の際の軌跡とかなり違うように見えます。また、映像がどれも同じで少なすぎるのも腑に落ちません。

 

もしかしたら管理された形で行われた出来事でないかとの、あくまで可能性ですがそうした危惧を感じます。

 

これまでは、国際的な反感はどちらかというとイスラエルの強硬姿勢に向けられていたわけですが、今回ばかりは一方的なハマスの侵入ということで、世界はイスラエルに味方する見方が多くなることでしょう。ウクライナにロシア軍が侵攻した時も、反ロシア一色になったように、今回も似た印象を受けます。

 

偽旗とは断定できませんが、どうも腑に落ちないものが私には感じられます。ただ、パレスチナのアッバース氏もこの出来事についてコメントしているので、完全な偽旗だけでもないわけで、とにかく慎重に見ていく必要があると思います。

 

ネタニヤフは徹底的な倍返しを行うと述べていますが、今後のイスラエルの反応にも注目です。

 

もし、ニュースで言われている通り、ハマスが一方的に仕掛けたものであるなら、イスラエルの反撃を受けてパレスチナは壊滅の方向に進むかもしれませんが、万が一、イスラエルの偽旗である面が出て来た場合、イスラエル内部が崩壊することになるという逆の目も十分にあり得ます。どちらにせよ、山場を迎える出来事であることは確かです。

 

このまま戦争に突入するとは私には思えないのですが、イスラエルが強硬姿勢に出た場合は、反イスラエル国家からの反撃を招くことにもなります。もし一時戦乱がストップする場面では、イスラエル脱出の人垣ができると思われ、イスラエル内部の弱体化が急速に進む可能性があるように思えます。

 

ただ、まだ何とも言えない場面であり、あくまで個人的な思いに過ぎませんが、腑に落ちない面が大きいことだけは確かです。気の早い人は、これでアメリカはウクライナもあることで、同時にイスラエルにも対応しなければならなくなったとしたら、アメリカはアジアへの抑止が利かなくなり、中国と台湾関係の力学がこれまでのようには働くなるため、またとないチャンスとばかりに中国が台湾奪取に動き出す、、、と考える人がいますが、その考え自体がすでに古くなった中国脅威論の焼き直し的発想で、そうした思いを抱きたい人たちの最後のリベンジの臭いもします。

 

国際的な力学関係はさらに進んでいるはずで、古い勢力構図の中でしか生き延びれない勢力が起こした最後のあがき的な出来事の可能性は忘れずに見ていきたいと思います。ただ、この数日は危険がいっぱいと思っていましたが、やはりそうした出来事が起こりました。まだしばらくは同様ですので、注意深くいるようにしてください。

 

追加情報は動画に