一度、ERへ運ばれて、問診を受けましたが、そこでも無呼吸が何度かありました。
間もなくして、集中治療科 HCUへ移動して、血液検査、脳波、脊髄液検査、CT、MRIなど、必要に応じて行なって行きました。
HCUに移動して、落ちついたところで面会を許されました。夫は脳波の画像を食い入るように見ていました。
すると、夫が「あ!波形が乱れた‼️」と言った直後、息子が大きな声で「あ‼️」と発して、上から引っ張り上げられたかのように、ピョンとベッドから上半身が跳ねたのです。
私と夫は、見てはならないものを見てしまったと思いました。
「すいませーん!息子が‼️息子が跳ねました!ちょっと、すいませーん!」
夫が必死に医療スタッフへ叫びました。私は呆然とし、立ち尽くしていました。
それから、私達は外の待合室で待つことになりました。
怖い…どうなってしまうのだろう…
なんだったんだ?あれは?
いろんな不安が頭を駆け巡ります。
お昼過ぎに搬送されて、時計は夜の21時を過ぎていました。
やっと息子の処置等が落ちたとの事で、集中治療科の医師と、神経内科の医師に呼ばれて話を聞くことになった。
なぜ、無呼吸になるのか。
また、急に今日になって頻発しているのも気になると。
可能性として、ウィルス性の感染症があるかもしれない。髄膜炎を起こしているかもしれないので、可能性を考えてもう、その治療は始めていると。培養しているので、結果までに時間が要する。脳炎になっているかもしれない。それは注意深く観察していく。代謝性疾患、てんかんの可能性もあるため、より精査していきます。
とのことだった。
呼吸が上手くできず、けいれん発作を起こした為、息子は人工呼吸器に繋がれていました。
医師は、何かご質問等ありますか?
と尋ねてきました。
私はもう、怖くて何も聞けない、質問も考えられない状態でしたが、
夫が…
「命は助かりますか?このまま死んでしまう事もあるんですか?」
ドキーーーン、と胸を五寸釘で打たれたような痛みを感じました。まさか、夫がそんな質問するなんて…
医師「脳炎、脳症に関しては今夜がヤマ場と考えますが、直ぐに死に直結する状態では無いと、今の時点では考えています。」
夫「良かった、死なないんですね。先生、息子を宜しくお願いします!」
夫の事を、すごいと思った。よくあんな聞きたくても聞けない様な質問して、医師から答えを引き出し、一応は安心して帰れる心境にしてくれた。
でも、やはり家に帰ってからも息子のベッドから跳ねた映像が焼き付いて、朝まで眠れませんでした。