傷病名:ALTE | てんかん*低緊張*精神運動発達遅滞の息子の今までとこれから

てんかん*低緊張*精神運動発達遅滞の息子の今までとこれから

不妊治療、体外受精しました。41歳で初産。
男の子を授かりました。
が、生まれてすぐに陥没呼吸と新生児けいれん。
もうすぐ2歳ですが、発達かなり遅れてます。

入院中、息子は泣いてばかりいました。この病院は、付き添いが出来なかったので、きっと寂しかったのだと思います。

初めて家じゃないベッドに寝かされて、見知らぬ場所に置き去りにされたと思っていたのかな…えーん

朝7時に行って朝食の介助に間に合う様にしていましたが、毎日毎日、声が枯れるほど泣いて、声が変わってしまっていました。

朝行くと、私に怒っているんでしょうね…しばらく抱っこしてあやしても、激しく泣いていました。

落ち着いてくると、離乳食とミルクは毎食完食してくれました。

日中は、点滴ルートは一応すぐ使えるように留置されていましたが、シーネで固定していただき、プレイルームで遊ぶ事を許可していただきました。

帰る時間になると、帰ってしまうのが分かるのか、グズって寝ない日も多々ありました。

そんな入院生活も10日目を迎えた朝。

朝食を食べて、ベッドの上で転げていた息子を、なんとなく抱き上げました。

よしよしよし…背中をトントントン…
早くお家に帰ろうね…と話しかけて息子の温もりを感じていた矢先…

ズシッと、脱力して全体重が私の肩にのしかかりました。

あれ?

息子の顔を見ると、唇にチアノーゼが出ていて、息をしていません。

あ!あ!あ!
「すいませーん!すいませーん!誰か!来てください!」

ナースステーションのすぐ前のベッドでしたが、看護師さんは1人もいなくて、慌ててナースコールを押しました。

駆けつけてくれた看護師が、すぐに酸素投与してくれました。

医師も駆けつけてくれました。日曜日なので、主治医ではなく当直医です。

医師:「おうちで見た状態と同じそうですが、すぐに酸素投与もしましたし、今は顔色も戻ったので、大丈夫です。一応、血液検査と頭部CTを撮りましょう。」

再び息子を襲った、憎っくき無呼吸。なんなんだ!でも、良かった。家に帰った後じゃなくて…
病院にいれば、とりあえず安心だ。


日曜日、夫は午後から面会に来る予定でした。メールで家で起こった同じ無呼吸がまた出た!と知らせると、すぐに飛んできてくれました。

そして、夫が到着し、間もなくして…

あ!また呼吸してない!チアノーゼ!チアノーゼ!

サチュレーションモニターのアラームが鳴り、数値がどんどんさがります。

看護師が駆けつけて、酸素投与。

初めて見た夫は、固まっていました。

夫:「先生、息子は大丈夫なんですか?なんでこんなになるんですか?」
医師:「いま血液検査の結果が出ると思います。CTでは、出血があるとか、そういった異常はないので…また呼吸が止まったらしっかり酸素を送って…対処していきます。」

医師が立ち去って、間もなく…また呼吸が止まった。

頻発している。もう、生きた心地がしなかった。病院にいるのに何故?なんで、こんな息子の姿を何度も見なくてはいけないのか!

しかも、看護師の姿がいつもナースステーションには無く、無呼吸になると、私達が酸素投与をする方が早く対応できた。

夫がそれに切れて「ここ病院だろ!なんで俺達がこんなことしなきゃいけないんだ!こんなになってるのに、ずっと俺達がなんとかしなきゃなんないのかよ‼️」

看護師さん達も、人数が少ない中で働いているのは十分理解していたが、生きた心地がしなかった私にとって、夫が言ってくれた事で、胸がスッとしました。

それからは、ナースステーションに必ず1人は居てくれるようになり、

あ、あ、あ!また、様子がおかしよ!呼吸してないよ!と私が気づいて声を上げると、すぐに駆けつけて酸素投与してくれました。

ちょっと、ちょっと!
頻発し過ぎでしょ!止める方法はないの?酸素投与も大事だけど、無呼吸を止める治療はないのかよ‼️心の中でずっとずっと叫んでいました。

ずっと様子見を貫いていた医師が、やっと動いてくれました。血液検査の結果、感染症を起こしているデータではない、こちらで出来ることに限界がきていますので、ここよりもっと大きい小児専門の病院へ搬送します。と言われました。

9:00の1回目の無呼吸から、病室に救急隊が来るまでの間に、5回も呼吸が止まりました。

救急車の中でも2回、呼吸が止まり、アンビューで酸素を送っていました。

救急車の中で、私は、冷や汗と気持ち悪さで吐き気を催していました。

後日、退院証明書の傷病名を見たときに、

傷病名 : ALTE

と書いてありました。

乳幼児突発性危急事態(ALTE;アルテ)(Apparent Life Threatening Event)

定 義 : 呼吸の異常、皮膚色の変化、筋緊張の異常、意識状態の変化のうちの1つ以上が突然発症し、児が死亡するのではないかと観察者に思わしめるエピソードで、回復のための刺激の手段・強弱の有無、および原因の有無を問わない徴候。