今日は、かずみと飲みに行く日だ。

かずみの家から、マンションまで
車で15分位だから、夕方の6時に待ち合わせた。

30分待っても来ない。

やっぱり、冷静になったら美人局かも!
って思って怖気づいたのかもしれない。

もう、かずみはあきらめて

精神病院から退院して元気になった
レイコと飲みにでもいくか!

電話した。

「今日、ジャニーズ系の客と飲みに行く約束してて
もうすぐ迎えに来るの~」

って!

じゃ、邪魔かもしれないけど
私も一緒に連れてってよ~と強引にお願いした。

すると、かずみからTEL。

楽しみで、5時に家を出たんだけど
道に迷ってしまって、もうすぐ着くから~って。

皆で来ると思ったら、一人で来るみたい。

勇気あるなと思った。
私の時代では、風俗嬢にはヤクザとか
ヤバイ男がついてて、俺の女に~ってイメージだけど
最近の子は違うんだな。

やっと着いた。
私はいやらしい事をしてしまった。

今までの男が外車が多かったから
助手席に乗ろうと、右から乗ってしまったひよざえもん がーん

当時、車の中にラジオとカセットはあったが
高級車でないと、CDが付いていなかった。

お気に入りのCDあるんだ、これ聞こう!
とCD出したら、

「ごめん…CD付いてないんだ」

わぁ~~~悪い事言っちゃった。
私の価値観の違いをここで知った。


このまま、レイコの家に行った。

レイコと彼がいた。

彼がジャニーズ系顔に縦線
どうみても、チビでずんぐりむっくりの熊五郎って感じ。

レイコは気に入ってるみたいだ。


そのまま、ホモバーのクニちゃんの店で飲んだ。

かずみは、店とは大違いで
おとなしく、まじめな好青年みたいで
全く、つまらない男だった。

クニちゃんが楽しくお酒を飲ませてくれて
楽しかった。

帰り、かずみに送ってもらった。

レイコたちはラブホテルに行った。

私は、うち寄ってく?と言ったら

いいの?って。

うちで、もう少し飲もう~

かずみは部屋に入ってビックリしてた。

ダンボールと布団しかない。

「本当に店辞めて、引越しちゃうの?」

「うん。
それまで、たまに遊ぼうね!」

もう、風俗あがって人生変えるから
男も作りたくないし、たまに遊べる男がいればいい。

そのまま、一つの布団で寝た。

こいつは軽い男だからHしてくると思ってたら
何もしてこなかった。

なんか、こんなまじめな人というか
純粋な子って初めてで心が揺れ動いた。

私からSEXをしてしまったウサウサ

ペタしてね
店の社長から、電話がかかってきて

「お前、すぐ店に来いムカムカ
自分が何やったかわってんのか!!」

わ・・・・
社長めっちゃ怒ってる。

私は何をやったんだろう354354


店に着いたら、部屋に呼ばれて

「お前、なおみを引き抜こうとしたな」

クソ女…
もうしゃべってやがる。
しゃべるなって念を押したのに。

引き抜くんじゃなく、私は話には入ってなかったから
結果は知らないよ~


「なおみは、ハンパない金額のバンスがあるんだぞ!
それを、次の店が立て替えてくれるとかで
店を移りたいって言いやがってる。
お前のさしがねだろう」

なんだ!
そんな事かぁ~

私が飲んでる所になおみを呼んだのは
私が悪かった。
けど、なおみのバンスの事は全く知らなかったし
普通、バンスあったら恩もあるから
店、辞める事しないんじゃないの?

「二度と、風俗関係者をなおみに会わせるなよ」

言われなくても、二度となおみとは関わらないわウ・・・ン


クソ女め!

私に謝ってくるまで私は黙ってよう。


何度も、なおみと顔を合わせた。
なおみはシカトしてやがる。
周りの女の子が、なおみに
かおりさん怒ってるから謝れって言ってるのに
完全無視。


客待ちの部屋で、なおみと二人きりになった。

「あんたさぁ、私に言う事ないの?」

「ない…」

もうむっキレた。

「おまえさぁ、口は軽いし今回の事でも回りの空気読めよ!
きちっと私に謝るのが、礼儀じゃないの?」

えっ?って顔してる。

「あっ、ごめんなさい」

軽そうに言ってきた。

バカは相手にしないでおこう。

そのうち、店中の女に嫌われるわ~


と思っていたら、やっぱり嫌われて
店の同年代の女の子に電話しながら
リストカットばかりして、心配させて
家に女の子を来させてたみたい。

他にも変わった女の子は多かった。

自分はいつもお花畑にいるアルプスの少女ハイジだと
思ってて、スキップしながらいつも踊ってた。

いろんな客と結婚してすぐ離婚をくりかえしてる女。

店で客とSEXして子供出来ちゃって妊婦で働きに来てて
店側は来るなと言ってるのに、最後にはお弁当だけ食べに
わざわざ来てた。

人から変と言われるとすぐ、整形。
最後はワキガの手術までしてた。全く臭わなかったのに。

レイプで妊娠し、出産して1週間後から出勤して、
哺乳瓶3本位置いて、子供は放置。

いろいろな子がいた。

ペタしてね
伊藤ちゃんと、焼き鳥BARで飲んだ。

二人きりが嫌だったので、

お店の若い女なおみに電話して来させた。


なおみは、風俗誌や新聞に顔をバンバン載せてた。

整形してるのか?人形みたいな顔してた。

伊藤ちゃんは、そんな彼女が店に欲しい。

雑誌なんかにも撮影OKな子だし
店の宣伝にもなるから

一生懸命口説いていた。


そんな時に、私に何度も電話が鳴って
切れる、の繰り返し。
それも、知らない番号でしつこい。

携帯がアナログ回線で地下は
まず、繋がらない時代だった。

何度も鳴るから、地上に上がって
かけ直した。

「もしもし~♪
かおりちゃ~~~ん!
俺!かずみ~
今、家に帰ってる途中だよ~」

あ~ラストの酔っ払い客か!

「飲酒運転だから、気をつけて帰るんだよ~」

電話を切った。


地下の店に下りていって、しばらくすると
また電話。

伊藤ちゃんといたくないから、
また、上にあがってかけ直した。

「気をつけて帰れなんて、優しい事言われたら
好きになっちゃいそう」

はいはい!
本当に酔っ払っいすぎてる。
よく、運転出来てるな。

そんな電話が5~6回。

「私、人と大事なお話してるから、
もう電話終わりね!
土曜日、家のマンションの近くまで迎えに来てね」

客も、家に着いたようで電話が止まった。


帰り、伊藤ちゃんに送ってもらった。
一言もしゃべらず、お疲れ様って言って車を降りた。

いつも、家に着くと無事着いたからね!って
電話をしてきてたが、空気を読んでわかったのか
それっきりで、伊藤ちゃんとは終わった。

Hも何もしてないから付き合ってる訳じゃないけど
別れるのも大人で紳士。
良かった。

ペタしてね
仕事に行った。

いつもより、客が多く忙しかった。

深夜12時ピッタリまで、客を入れるから
いつも終わるのは、1時過ぎる。

ラストの客かな?の時
酔っ払いの若い常連客5人組が入って来た。

その中のこうちゃんて客は、私の長年の指名客だった。

その友達はルカちゃんを指名してたのだが

ルカちゃんはやめちゃってる。

その子に

「ルカちゃん辞めちゃったよ~」

って言ったら、

「今日は僕がかおりちゃん指名だよ~」

え?!
こうちゃんはいいのかな?

皆、酔っぱらってるからいいか!


部屋に入ったら、超ベロベロ。
この団体は、酔っ払いだから、皆から嫌われていた。

「今日ね~こうちゃんに、かおりちゃんと喋ってみたいから
お願いしたんだよ~」

って。

なんだこいつ。


名前は何ていうの?

女みたいな名前だから言いたくない!

じゃ、何て呼べばいいの?

かずみって名前なんだ~

じゃ、かっちゃんって呼ぶね!

あゆみの名前とダブった。


普通にサービスして、帰らせようとしたら
ダラダラしてる。

ラストの客だから、私も最後綺麗にシャワー浴びて
のんびりしてた。

「私さぁ~
後、1ヵ月で仕事あがるんだ~
今週の土曜日、暇してたらどこか連れてって~」

この人達、いつもベロベロだから
伊藤ちゃんの件もあっていろいろイライラしてたから
私も一緒に飲んでベロベロになりたかった。

酔いながら、いいよ~~って!


携帯電話の番号を教えて帰らせた。

店終わったから、外で伊藤ちゃんが待ってるんだろうな…

早めに話して、すぐ帰ろう。


着替えて、外に出たら
また、やくざか・・・汗お前は!って車が待ってた。

そのまま、また焼き鳥BARへ向かった。

車の中で、私は一言もしゃべらなかった。

伊藤ちゃん、何となくわかってるんだろうな~

ペタしてね
伊藤ちゃんは、今までの男と違って

大人で、紳士だった。

無理も言わないし、しつこくない。

でも、車や服装ががくがく
私は、ヤクザ風の感じをかもし出す人が苦手だ。

一緒に歩いたり、食事もなんか恥ずかしい。

本物のヤクザならしょうがないけど…


トンカツ屋に行った。

「結婚して下さい」

と突然言って来た。


私、伊藤ちゃんの事全然知らない。

「僕はバツイチで、5歳の男の子がいる父子家庭で
昼から、深夜まで店で真面目に働いてる。
かおりちゃんを、幸せに出来る自信がある」


どう言葉を返せばいいのか、わからなかった。

うちの親、クソ真面目で厳格な人だから
伊藤ちゃんの外見では、親が許さない。
と言ってしまった。

伊藤ちゃんは、

すぐにでも親に会いたい。
かおりちゃんが結婚をOKしなくても
こうやって、お付き合いしてる事を
親御さんに、お伝えしないと筋が通ってない!

って・・・・・・・・・。

付き合ってもないのに、面倒くさい男だ。


食事を済ませて、マンションに送ってもらった。

肉体関係も全くないのに、結婚なんて無理。

遊びが通じない男だから
明日、会ってお断りしよう。


朝の8時頃、伊藤ちゃんからTELがなった。

「おはよう~
今から息子を、保育園に送って行くよ~
ちょっと、待ってね!


お母さん?

僕ね♪今から保育園だよ
いってきま~す


子供が私に言って来た。


・・・・いってらっしゃいLOVE


とは言ったものの
なんか、めっちゃムカついちゃった。
何で怒れて来るんだろう。
自分は、冷たい人間なんだと落ち込んだけど
伊藤ちゃんの事が許せなかった。

子供が期待するじゃん。
かわいそうじゃん!

私の返事もまだ何も言ってないのに
自分だけが先走ってる。


夜、仕事終わったら、迎えに来てね。

と言って電話を切った。

ペタしてね
ルカちゃんが店を辞めた。

クラブローズのホストが
ルカちゃんを稼げる店に移した。

自分のマンションに監禁して
私から遠ざけるやり方をするみたいだ。

ルカちゃんが納得して行動してるから
私は、何も言えなかった。

でも、こいつには本命の女がいる。

助けたいけど、今のルカちゃんに何を言っても
惚れてるもん勝ち。

しばらく黙って見てよう。


私は、母親の言葉で仕事やる気が一瞬にしてなくなった状態。


昔、一緒に働いていた他店の、
ナナちゃんって女から連絡が来た。

うちの店のオーナーの伊藤ちゃんって知ってる?

かおりちゃんに、1度どこかで会ったみたいで
紹介しろってうるさいんだけど。

会ってもらえないかなぁ~


あ・・・

少し前、ヘルスの面接行った時に
外見的に、SMクラブのが向いてるから
SMクラブにも顔出して~って言われた。

その時いた、背の高いヤクザ風の男性かな?

自分の店に引き抜きたいのかな?


ナナちゃんがうるさいから会う事になった。

同業なので会うのは、店が閉店した後。

店の前に迎えに来てもらった。


店の真ん前に、黒いどこからみても
ヤクザの車・・・汗

私、こういう車のセンス嫌いなんだよな~

助手席に乗ったら、

「おはよう~」

明るく挨拶してきた。

服装もチンピラ越えて、ヤクザだった。


「今から、元風俗従業員がお洒落な焼き鳥BAR出しから
付き合って欲しいんだけど」

って。テンション高い!


店に着いたら、私も知ってるボーイだった。

頑張ったんだな~
応援したい。こういう人!

今まで知ってる、風俗のボーイって
お金盗んだり、女食ってクビ!
店を住所に、通販で大量に物を買って飛ぶ。
シャブで情緒不安定になって消えた奴。
お金を貸して欲しいとも言われた事があった。
それも、2,000円。

最低な事しかやらない人ばかり見て来た。

だから、感激した!


たくさん飲んで、食べてご馳走になった。

同業者だと、話もあう。
仕事の話は一切しなくて楽しかった。

帰りの車で、次の休みいつ?と聞かれ

トンカツのおいしい店があるから
また迎えに来るから!


と言って別れた。


歳は一回り上。

私にとって、恋愛対象には入らない。
少しだけ、暇つぶしに遊ぼう!

ペタしてね
毎日、仕事に励んでいた。

遅番に復帰して、またオール指名の日が増えて来た。

水商売と一緒で、風俗も2月と8月が暇で
バブル弾けてから、合格はな金じゃなく…
金曜は彼女とデートなのかな?
はな木と呼ばれてた。
水曜はやっぱり水に流れる水曜日で暇だった~

水曜の客を作らなくっちゃ!
その頃デパートが水曜休みが多く、
大手百貨店の客を頑張って作った。

何がなんでも、300万円貯めなくてはウサウサ

そんな頑張ってる時に、
妹の陽子がたまたま母親にTELした。

「麻美、お母さんと一緒に住んで頑張るって
楽しみにして、今仕事頑張ってるけど」

何よ~その話。
私には旦那がいるのよ~
一緒に住むのはやっぱり無理だわ。
近場にアパート借りて住んでもらわないと!

って。私と話した時に、
ただ感情的にいい言葉を発してしまったみたい。

母親を信じた私…バカみたい。

引越し準備はもう完璧になってる。

妹も私と離れて寂しくなると…

でも麻美の決めた事だから止められないと
離れて暮らす事を覚悟してた。

なのに、なに?これは。

一瞬、路頭に迷った感じ。

振り返れば、自分を甘やかして
生きて来た人生を変えようと決断したのに…


もう、どうでも良くなってきた。

仕事はあがると口にした以上
意地がある。

当時、もう27歳になっていた。

こんな歳で、普通の会社は受け入れてくれるのだろうか?

履歴書に過去の職歴はどう書けばいいんだ?
普通の仕事で、ここの家賃を払って行くのは
絶対に無理だろう。

不安だらけで日々が過ぎていく。

誰にも相談できないし…


またヤケの生活がしばらく続いた。

ずっと言い寄って来てたイケメン達と
たまにSEXして何もかも忘れた。

あ~どうしよう。

東京へ行く意味がなくなった。

ペタしてね
若い彼女は、もうそろそろ100万円貯まるって!

風俗あがったら、地元に帰って事務員をやると
言っていた。

まだ、若いから過去が消せる。
いいなぁ~

一緒に思いっきり遊んで、彼女は風俗から
足を洗った。


それから、私は出来るだけ遊ばずに
仕事に励んだ。

ルカちゃんが、雅也の店クラブローズに
一緒に行ってくれと言って来る。

私と飲むと、飲み過ぎて次の日遅刻するでしょ!

社長から私が怒られるから嫌なんだっておこる

じゃ、絶対遅刻しないのと、
1日、15,000円以上稼いだら連れてってあげる。

ルカちゃんは、外見がいまいちで客受けしない。
でも、性格はめちゃめちゃ可愛くて、
1度付けば、指名で帰す事が出来るのだけれど
パスが多かったから、稼げなかった。

稼いだ時は、連れてってあげた。

個人で行けば2~3万円かかるのが
私と行くと、ほとんどが無料。
ルカちゃんは上手に私を利用していた。


ある日、雅也から大事な話があると

店の近くの居酒屋で会った。

「俺、自分の人生をもっと試したくなった。
東京へ行こうと思う。
向こうでは、ホストはやらない。
連絡をしてくるなよ」

と・・・顔に縦線

普通に現在でも、私から連絡する事ってあったかな?
ないんですけど。

でも、なぜ私も東京へ行く時に雅也も?

ルカちゃんがしゃべったなパンチ!

「私も、実家帰るんだよ。もう名古屋には帰って来ない」

「お~~偶然じゃんか!東京で会う事はないと思うけど
お互い頑張ろうな~」


で、またうまい事言われて、クラブローズで飲んで
楽しんで帰った。

雅也は何を考えているのかわからない。

私の事が好きなのかもしれないけど
昔から、強引さがない。
ルカちゃんには、私の話ばかりしてるけど
私には、何も言わない。

もし、強引に来られても
私は生理的にもう無理だからいいけど。

何か気持ち悪い関係だ。

ペタしてね
風俗から足を洗ったら…

私は何をやろう?何も目的がない。

でも、名古屋にいたら顔見知りだらけで
遊んでばかりいてしまう。


東京にいる、産みの母に電話をしてみた。

うちの部屋いくつも余ってるし
こっちに来て、一緒に小料理屋やらない?

麻美は、しばらく銀座に勤めて客を作って
昼間は、お母さんがランチをやるのってどう?

また、夜の仕事か・・・

でも、接客業好きだしな~

やってみよう!

目標が出来た。

3ヵ月で300万円作って東京に行こう~


その日から、今までにないやる気で働いた。
お店側も、私の頑張りを見て客から指名料1000円取って
まるっとくれる様になった。

5本指名取って、いつもの手取りプラス5000円。

いいお金になった。


その頃、社長に呼ばれて

若い女の子が、お金貯めて風俗上がりたいと言ってる。
お前の家に居候させて、金貯めさせてやってくれないか?

店の中でも、低姿勢な20歳の女の子。


家の中は引越し荷物の段ボールと
布団1枚しかない。
それで良ければとOKした。

18歳からずっとホストに騙されて
一銭も貯金がなかった。

その子を騙したホストは、
あかねちゃんの元カレだった。
あかねちゃんには本気で惚れてて
貢いでたのに。ホストっていろんな顔もってるな。

彼女に風俗やってお金貯めながら遊んで
いい思い出を、最後に残してあげよう~

クルーザーで遊びに行ったり、クラブで盛り上がったり
今まで、彼女がした事ない遊びをさせてあげた。

タクシー代を浮かすために
いつも少し、家の方に二人で歩いていた。

な~んかパッとしない2人組が
明日、長島スパーランドのプールに行くんだけど
出来たら、付き合ってくれませんか?
と声をかけて来た。

暇だからいいよ~

朝、迎えに来てプールに行くと
ホストクラブ御一行様の行事だった。

僕達、新人で…
でも絶対、一人に付き女性を一人連れて来いと
言われ、声をかけさせて頂きました。

店のオーナーを見たら、昔世話になってた
本間君だった。

新人ホストは知り合いと分かると
口説いても来なくて、一緒にプールで
遊ぶ事すらなかった。

つまらないプールだった!

そのまま、徹夜でヘルスに出勤どーん

日焼けで体痛いし、辛かった~

ペタしてね
あゆみの母親から、毎月2万円
振り込まれるようになった。

私は、もう男はしばらくコリゴリと
毎日、真面目に働くようになった。

たまに、お店の子連れてホストクラブに
遊びに行っていた。

思い出したら・・・
お店の、大柄でぽっちゃりした女の子の
レイナちゃんとあやちゃんを、家に泊めた事があったな。

朝方まで3人で飲んで、突然泊まる事になって
3人ともベロベロで、手前の部屋で二人は
ブラジャーとパンツだけで寝ていた。

朝起きたら、あゆみがいない。

トイレにもいないし、シャワーの音もしない。

お風呂を開けたらびっくり

お店からもらった、ぺぺローションをあそこに付けて
こすっていた。

目が合って沈黙・・。
何もなかったかの様に、扉を閉めた。

ゆきちゃんとあやちゃんの乱れた寝姿見て
興奮しちゃったの?

私の友達だよ~気持ち悪い。

最低野郎だったなぁ~


ちょうど、その頃
あかねちゃんちも、もめていた。

朝、お風呂の掃除をしていると
排水口の水が流れない。
何かが詰まっているみたいで
一生懸命に取り出したら・・・・

エロ雑誌の切り抜き。
女の子の裸の写真が何枚も入っていた。

あかねちゃんの旦那は20歳になったばかり位だった。

ゆうじに問い詰めた。

お風呂の壁に、切抜きを貼り付けて
せんずりしてたって・・・汗

あかねちゃんは、めちゃめちゃ怒った!

「そんなに若い女がいいのか~!」

だいぶ年上だったから気にしてたみたいで

「それくらいの事、許してあげなよ~」

ダメ!プライドが傷付いたって。

あかねちゃんの束縛生活にゆうじは疲れたのか

同じ年の彼女を作ってしまった。

あかねちゃんの前でもオープンに電話で話したり

遊びに行くようになり、

結果、離婚してしまった。

ゆうじは、子供はいらないから!って。

最低な父親だ~



私は、決めた。

3ヶ月間、思いっきり働いて
お金を残して、風俗から足を洗おうと。

ペタしてね