けんじとの生活が始まった。
彼女とは5年程付き合ってたみたいだけど
私のせいで、別れてしまったみたい。

けんじとの生活は3食昼寝付で幸せだった。
けど…1つだけ不満があった。

けんじは嵌頓包茎だったため
口での行為の時、臭すぎて吐き気がする。
でも、ここに置いてもらう為に我慢して奉仕した。
体自体、肌が合わない男だった。

しばらくして、暇なのでガソリンスタンドでバイトした。
同じ年のイイ男がいた。田舎だけに不良だったが。

仕事中におしゃべりしたり楽しかった。
私の風貌からか、新規の暴走族のお客さんが増えて
店は大繁盛!「もっと!ふかしてまた来てね」
オーナーに褒められた。

しばらくすると店のロッカーに毎日ラブレターが入るようになる。
イイ男のみっちゃんからだった。
同じお休みの日が重なったらドライブ行こうって!

ドライブにいった。
途中、キスした。

帰り道、白い外車がずっと追いかけてくる。
ずっとずっと逃げてもどこまでも。

空き地に入りこんだ。
中から、けんじとその友達が出てきて
みっちゃんをボコボコに。
自分がやられてるのを思い出し気を失った。

目が覚めたら、けんじのベットにいた。

私は、理由も聞かずヤクザでもないのにイキッて
人に暴力はダメだと怒った。

ここで、初めて知る事になる。
けんじは少人数だが父親がやってる塗装屋で毎日働いていた。
普通にペンキ屋さんだと思ってたら
企業舎弟のヤクザだった。

私は仕事も毎日きっちとやってるのに
中途半端にヤクザをやるなら本腰入れてやれ
よく、考えて。
と言って寝た。


後で聞いた話では、センチュリーを売って
白い大きな外車を買ったから、初助手席に乗せたいが為に
私を探してたらしい。田舎だから情報網早くすぐに見つかっちゃったのね。

この頃から、私にはここまでの田舎で生活していく自信がなくなってた。
でも戻る家がない。

我慢するしかない。

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