小説NO.133 「 新たな幕開けに向けて 」其の4  | もうすぐって…いつ?

小説NO.133 「 新たな幕開けに向けて 」其の4 

朱音の退院は、15:00と決まった。
今は14:00.あと1時間だ。


朱音はもう準備万端。そわそわしている。
サラクロもソワソワしたい気持ちではあったが、そこは出せない。
じっと我慢だ。むしろ逆に、のんびりと構えた「ふり」をしていた。

「ふわ~(@ ̄ρ ̄@)zzzz」

と、あくびなど、してみせる。
そのたびに朱音は、

「もう、猫ってのんきヽ( )`ε´( )ノ!」

といって怒るのであった。

(のんきになりたいわい・・・(-"-;A)

そう思いつつも我慢・がまんのサラクロ。


そこへ・・・

「おっそくなってゴメンヽ(;´Д`)ノ!!!」
「朱音ちゃん、退院、おめでとう(‐^▽^‐)!」

真也とひとみがやってきた。

「ひとみが途中で腹痛いとか言い出すから~( ´艸`)」
「言ってないし(゙ `-´)/!!」

相変わらず、コントのようなやり取りをしている。

サラクロは思った。

(あとひとり・・・ここにドクター田辺さえ来れば、・・・決行できるのだが・・・。)

さすがのサラクロもそわそわしてしまう。
「いかんいかん。」と自分に言い聞かせては、落ち着ききを取り戻していた。


たわいもないおしゃべりが、15分ほど続いた。
にぎやかな、病室。いかにも退院前といった感じである。



ガラガラ・・・・・


ついにやってきた。ドクター田辺だ。

「星崎朱音さん、退院おめでとう。今回は、いろいろなことを学ばせてもらったように思う。
真也君にも、朱音さんにも、心から感謝しているよ。
そろそろ、いこうか?」


「ええ(°∀°)b !行きます!こちらこそありがとうございました!!」

ドクター田辺について、朱音と真也、ひとみはサラクロに背を向けた。
病室を後にしようと、扉に向かっているのだ。


ふぅううううううううううううう・・・・・・・


サラクロはこれまでに立てたことのないようなうなり声をあげた。
カタカタ、ガタガタ・・・と、病室内が揺れる。


「サラクロの考え」
ついにそれを決行する時が来たのだ!