小説NO.103 「サラを探す?!」
「ど、どうしたらいいんだ?俺…」
真也はオドオドしながらもルースに尋ねた。
(うわぁ、こいつ剣持ってるよ…やべぇよ(・ω・;)(;・ω・))
そんなことを、思いながら。
「バカ野郎、俺がこんなとこで剣振り回すかよ(-"-;)!」
ルースは真也の心中が読めているかのようにそう言った。
もちろん真也はびっくりである。
「俺が考えてること、わかるの?」
真也が尋ねると、
「当たり前だ。俺はお前であり、お前は俺なんだから。
今は俺がお前の心は分かっても、お前には俺の心が分からないだろ?
そこを、ひとつにするんだよ。」
ルースはそう答えた。そして、付け加えた。
「あ、そういやどうすればいいのかって、言ったよな、真也。
まずは、だ。サラを探さなきゃならねぇ。アイツも相当死界で暴れてたみたい
だし、俺と同じことになってると思うんだ。」
(サラ…ええと、あ、こいつの彼女か(*^_^*))
真也がサラがどういう子だったかを、思い出した瞬間、ボコッとルースのゲンコが真也に落ちた。
「いってぇ(><。)。。」
嘆く真也にルースは一言。
「彼女じゃねぇ(`ヘ´)」
「でも、すきなんだろ…」
・・・ボコッ
「…それは(・・。)ゞノーコメント!」
そんなふたりのやりとりは、まるで兄弟のようだった。
ルースは気をとりなおして再び話を始めた。
「で、サラをみつけたら、朱音ちゃんもつれて、ある場所にいかなきゃなら
ねぇ。
……現世の王のところだ。」
真也には話が理解できたような、理解できていないような…そんな状態であった。
「現世の王って、内閣首相じゃなくて?」
その言葉にルースは首を振った。
「逆に俺には内閣首相がどんな人なのかわからねぇ。でも違うのは確かだ。
今は誰が、現世の王をしているのかもわからないが、居るのは確かだ。
俺の背中に乗って行かねぇとたどり着けない空高くにいらっしゃるんだ。
そこで、俺たちはひとつにしてもらえる。
朱音ちゃんも、これまでの記憶を消してもらうことで、普通の女子高生に
戻れるんだ。(`・ω・´)」
なんとなく、真也は理解できた気がした。
「現実的」な考えをすてれば、言っていることはさほど難しくない。
しかし、ふと、思ったことがあった。
「なぁ、ルース。朱音は、記憶を消すのを拒まないかな(・_・;)?」
ルースは少し悲しそうな顔をしたが、ハッキリと答えた。
「嫌でも、やらなきゃいけないときってのは・・・あるんだ・・・。」