どうも、荒川泰次郎です。
今回のブログは、正直長いです!!
そして、芝居に興味を持っていたりする人じゃないと分からない内容も沢山あると思います。
その人達に、イヴァナチャバックのテクニックというものがありますよ!
ということだけでも知ってもらいたいと思い、ブログにしました。
昨日、2ヶ月間のイヴァナチャバックのオンラインレッスン、全16回をやり終えました!!
イヴァナチャバックとは、ハリウッドのアクティングコーチで、ブラッドピット、ハルベリー、ジムキャリー、ジェイクギレンホールといった名だたる名優を育てた方です。
今回はイヴァナの教えを受けた日本人認定コーチの白石さんとサリーさんによるオンラインレッスンに参加しました。
全16回は、僕の想像を遥かに超え、自分の中の高い障害、トラウマを乗り越えることが必須で、自分と向き合い続けた毎日でした。
本当に実りの多い日々で、何から書いたら良いのやら。笑
でも、この熱が熱いうちに記しておきたいので、
色々と自分の中で咀嚼しながら言葉にしていきたいと思います。
まず、このレッスンを受けたきっかけは、このコロナの自粛期間を無駄にしたくなくて、自身が変わるチャンスだと思ったからです。
今まで自分なりに努力してきたつもりですが、
僕には基礎がありませんでした。
その場その場で、自分なりに役作りをして本番に臨んでいましたが、満足のいく結果は伴っていませんでした。このままじゃ花を咲かす事が出来ないと感じていました。
時間をかけることができる舞台では、ある程度のものを見せる事がで出来たのに、映像になると時間がない中で本番を迎えなければならない為、台詞を覚える事で精一杯になる事も多かったんです。
でも、今回のイヴァナのレッスンを受ければ、細かい台本の読解が出来、時間のない中でもちゃんと準備ができる事が分かりました。
台詞も役作りを行う上で自然と入ってきます。
今回のワークショップでコーチ陣が何度も仰っていたのが、目的を取るという事でした。
物語は全てそのキャラクターの目的ありきで話が進みます。
意味のないシーンなんて存在しません。
そのキャラクターは東京駅からどこへ向かうのか?
どこへでも行くことが出来ます。
台本では大阪がゴールとなっているのに、仙台を目指してしまってたら、完全に的外れな演技を俳優がしてしまっている事になるのです。
感情的になっているけど、こっちには何も伝わってこないという役者に多く見受けられるのは、ただ感情に浸っているだけで目的を取りに行けていない人が多いです。
日本の俳優の多くは、まずはバックボーンや過去のトラウマ、育ちなんかを考える人が多いのですが、僕もその1人でした。
ここはこういうシーンだから、こういう風にしようと頭で考えてしまいます。
これは間違いではないと思いますが、
イヴァナのテクニックは全く違います。
悲しいシーンだからって、悲しい芝居なんかする必要はなく、自分を使って目的を取りに行く!それを1番に考える事を学びました。
目的が決まってない状態で、バックボーンを作っていったとしても的外れなバックボーンだったり、自己満足で感情が動かないものだったりしてしまう危険性が生まれます。
なので、まずは目的を決めた上で、シーンを効果的に演じる事が必要になります。
そこで、今回のオンラインレッスンの感情日記のコースがとても勉強になりました。
今回僕が受けたコースはこの感情日記のコースが8回、12ステップのコースが8回の計16回です。
感情日記とは自分のトラウマと向き合い、それを乗り越えるコースなのですが、この作業が本当に大変で、自分の苦しかった過去にアクセスし、そのトラウマを追体験しなければなりません。
(終わったら超気持ち良くなります!笑)
そして、次にこの感情をどう芝居に生かすのかを学ばなければならなくなります。
そこでとても勉強になったのが、12ステップでした。
感情日記で出た自分のトラウマ、障害の一つ一つを落とし込んでいく方法を、今回とても細かく分かりやすくご指導して頂きました。
正に眼から鱗とはこの事でした。
自分を使うってこういう事なんだ!
リアルな芝居てこういう事なんだ!
だから、良い芝居と悪い芝居があるんだ!
海外の役者は皆こういう基礎があったんだ!
芝居って、楽しい!!
と、僕はなりました。
ですが、ここまで理解するには、かなりの時間と労力が必要でした。
まずは、イヴァナの分厚く難しい本を読み理解しなければなりません。
これをある程度理解した上でなければ、全く話しについていけなくなります。
僕も何度も本を読み返し、今回のワークショップに望みました。
正直、本だけでは絶対理解出来なかったであろう箇所を、
白石さんとサリーさんがとても丁寧に分かりやすく教えてくれます!
一緒に受講されていた方々も、とても実りの多い時間を過ごされていた様に思います。
イヴァナのテクニックは、自分のトラウマを乗り越える事により、キャラクターのトラウマを乗り越えるというとてもパワフルなテクニックです。
キャラクターとして荒川泰次郎として、パーソナルなトラウマを克服するととても力が漲ってくるのです。
顕在意識ではなく、潜在意識にアクセスし、本当にやりたい事に全力で立ち向かわせてくれるパワーを与えてくれるのです。
これは、きっとどの職業の方にも必ず使えるテクニックだと思います。
目を背けたい過去のトラウマに向き合い、そのトラウマを乗り越えるのですから。
そして、受講したメンバーと共にそのトラウマを乗り越えた瞬間、思ってもいなかった心の繋がりが生まれます。
正にファミリー!!
実際にお会いしたこともなければ、短時間なのに、苦楽を共にした仲間として感じられるので、
受講しているメンバーが愛おしく思えるのです。
皆さんの個人のトラウマを曝け出す姿に感銘を受け、とても美しく応援したくなるのです。
それって、映画のキャラクターに感情移入する事と同じなのだと気付きました。
何て気付きの多いワークショップだったのでしょうか!?
たぶん、受けてみなければ分かりません。
ただ、このタイミングでイヴァナのテクニックを体験出来た事はとても意味がある様に感じます。
このワークショップを受けて、自分に対して否定的だった僕が、自分の事を大好きになれたんですから!
それは、キャラクターと共に、逃げずに自分のトラウマに立ち向う事ができ、そのトラウマを乗り越えようとしたからです。
あ〜早く芝居がしたい…
心の底からそう思います。
僕に無限の可能性を与えてくれたイヴァナチャバック。
そして、今回それを分かりやすく伝えてくださった白石さん、サリーさん、本当にありがとうございます!
まだまだ書きたい事はいっぱいあるんですが、
今日はこの辺で。笑
充分書きすぎたか?笑
イヴァナチャバックにご興味がある方、是非、チェックしてみてくださいね♪
必ずイヴァナチャバックから直々に教えを頂けるよう頑張ります!
なので、LAに芝居を学びに行きます。
ここまで人の心を動かすイヴァナチャバック、凄すぎます。
僕はこれから先も芝居の探求をずっと続けていきます。
あ〜、芝居がしたい!!
興味がある方は、これからもオンラインレッスンあるみたいなので、是非受けてみてはいかがでしょうか?
本当に長くなってごめんなさい。
これでも書きたい事はまだまだあります!
とにかく、イヴァナチャバックについて、少しでも興味を示す方々が増えれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
kantaママさん
もしかしたら、筋肉がついたのかもしれません。
その上に少し脂肪が乗ったので、健康的に見られます😊
なかなか運動する時間も取れないでしょうし、家で出来る簡単な運動をしてみるのはいかがですか?
いつか機会があれば、是非お邪魔させてください!笑