どうも、荒川泰次郎です。
今日は終戦記念日ですね。
毎日、戦争に関してのニュースを見ては、
終戦し74年経ったものの、人によってはまだまだ傷が癒えず、戦争が終わっていないのだという事がよく分かりました。
そこで、自分に出来る事は何だろうか?と考えました。
戦争を経験したことのない我々世代が、
今後同じような過ちを繰り返さない為にも、
我々の為に命を懸けて戦って下さった方々が沢山いた事を伝えていく為にも、
作品を通して後世の方々に残していくことだと思います。
作品を通して、この世の中に訴えたり、抗ったりすることが出来れば、もしかしたら大切なものが見えるキッカケになったり、世の中が少し良くなっていくキッカケになったりするのかな?と思います。
今日見た映画「天気の子」は、
戦争映画ではありませが、作品として描かれているものがありました。
世間の一般常識から外れ批判されたとしても、最後まで大切なもののために抗い続けるという姿が描かれていました。
その最後の行動は否定的に思う人もいるかもしれませんが、僕は心揺さぶられました。
新海誠さんは、この映画を製作するにあたって、
東京の街がどんどん良くなっていくというポジティブな高揚感はあまり無いと感じます。後ろ向きではあるが、いずれ来るであろう災害への恐れも相まって、東京の明るい未来像というものは今は抱きにくくなっている。
でも、どうせ変わってしまうのであれば、突き抜けた変化を描きたい。そんな気持ちがベースになっていると。
古き良き伝統と、後世の人のためにこの様な世界を残してくれた人達の思いを大切に、
今後の日本の在り方を考えていかなければならないと思いますし、
僕はこういった、人の気持ちを動かし、何かを始めるキッカケになる作品を作っていきたいと思います。
いい映画でした。