ひたすらにやり過ごす | おじいちゃんとふみちゃ

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脳梗塞で寝たきりのおじいちゃんを在宅介護していた、孫娘ふみちゃの毎日です。
結婚後は不妊治療、体外受精のこと、出産後は娘の育児について綴っています。

妊活を始めて18周期目。
今日は53日目で、妊娠6週6日。

18日目に3回目の人工授精を実施。
32日目より検査薬で陽性反応。
5週3日に胎嚢確認、6週3日に胎芽未確認。

6週3日で一度体温が下がったけれども、翌日からまた36.8℃台が続く。
ただやっぱり熱っぽさは軽くて、日中でも37℃いかなくなった。
まぁこんなに雨ばっかりの冷夏で気温が低けりゃ、体が冷えるんかもしれんけど。

つわり症状も、少し復活。
食欲がないのに、無理して食べて、気持ち悪くなる。
だるさもあるけど、これは休んでばかりいたからかな。
メンタルが決していいとは言えないのに、体もまだ動かなくて、余計に身動き取れない。

前回の流産時、このくらいの時期はどうしてたんかな。
あぁ、引っ越し前でいっぱいいっぱいだったわ。
あのときは安静にしていたかったのに、今は安静にできてもどうしようもない、というか。
今のこの状態を、いかに考えず、ひたすらにやり過ごすべきなのか。
これもまた、苦痛だ。

結局、他のことでもして気をまぎらわす以外ないとわかっているのだけども。
他にしたいことなど、何もないのだ。
どんなものも、霞んで見える。
家事は、考えずにできることだけ。
家計簿とか、頭使うような集中力はない。
みんなみんなどうでもよくて、関心が持てない。

友人にも言われたことなのだが、私は誰かの世話をすることにやりがいを見出だすのだと思う。
おじいちゃんのために、そう介護を続けた。
不妊治療もつわりも、子どものためにという原動力からだ。
それを、流産でへし折られる。
折られた心を戻すのは、簡単ではない。

まだわからないという状況でも、望みなどあるわけもなく。
だからといって、諦めて好きに飲み食いもできず。
何のためにも生きられない時間が、とてもつらい。