AF35ディオZX オイルポンプシール不良 | made in BASEのブログ

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長期間放置されていた

ホンダ系の原付でよくある症状です。

クランク室内にオイルが溜まり

プラグはオイルでビショビショ。

マフラーにもオイルが流れ込んでいます。

今回の場合はかなりの量でしたので、

一度シリンダーを外してオイルを抜きます。


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ワイヤーは外してありますが、
こちらがオイルポンプ。
クランク内に差し込んであります。

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分解するとこんな感じ。
本体に下のシャフトを差し込むのですが、
その隙間を埋めるためにオイルシールがあります。
真ん中左のですね。

メーカーからは
アッセンブリーになっていて1万円超えますので
私はいつも
ヤフオクを利用しています。
台湾メーカーに作らせたとの事ですが
おかげさまで本当に助かります。

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見えづらいですが、
左が旧
右が新品。
明らかに広がってます。

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こんなもの。
シールプッシャーで

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均等に押し込みます。

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クランク内に溜まったオイルは抜き取ります。
シリンダーは外さなくてもピストンの位置によって
オイルは抜けますが
今回はピストンリングの交換も行ったため
シリンダーは外しました。

オイルポンプですが
エア抜きネジがないタイプですので
強制的にエアを抜きます。
ポンプ内にエアがあると
ポンプが動作しません。

エンジン本体に取り付ける前に
車体側のオイルホースに繋げて
中がオイルで満たされ、ブクブクと
エアが抜けたらシャフトを差し込みます。
シャフトを差し込めば
それ以上は溢れてきません。
余分なオイルを拭いて
エンジン本体に差し込んで下さい。

これでクランク内にオイルが溜まる事はありません。
マフラーも洗浄して快調になりました。