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先日、福岡県の60代の女性がコリネバクテリウム・ウルセランスに感染して死亡したとのニュースを耳にしました。
この女性は屋外で3匹の猫に餌をあげて世話をしていたということで、ここが感染源ではないかと言われています。

猫ちゃんを飼われている飼い主様は、このニュースを見て少し心配になったかと思います。
まず言えることとしては、基本的には家の中だけで飼われている猫さんからの感染のリスクは少ないです。

ただし外猫さんとの接触がある場合は少し注意が必要です。
コリネバクテリウム・ウルセランス感染症の主な感染経路としては、経口(菌が口に入る事からの)感染と飛沫(飛び散った菌を空気と一緒に吸う事による)感染です。
特に唾液や鼻水が感染源となることが多いので、注意してください。

対策としては、野良猫に触らない。触ったら十分に手洗いうがいをする事が一番です。
この菌は乾燥にとても強いので、唾液や鼻水が飛び散った食器や衣服、床なども消毒をお勧めします。


ここではコリネバクテリウムをピックアップしましたが、他にも犬猫から人に移る病気は沢山あります。
今一度、ノミダニ予防・ワクチン接種などの予防医療を心がけてください。