最近、子持ち様という言葉をよく聞きます。


子どもの体調不良を理由に休んだり、早退したりする人がいる一方で、仕事のしわ寄せが他の人にいくとか…


育児しつつ、昇進も望むなんてダメ的なネット記事も見ました。


悲しくなります。


なんで女性は全方面に気を遣いながら働かないといけないんだろうと。


子どもが体調不良なので休む方が非難され、奥さんに丸投げした旦那さんは何も言われない。むしろ旦那さんの方の上司や同僚は子どもが体調不良だという事すら知らないんじゃないかなと。


また、私自身もそういう思考になりがちですが、女性は旦那さんの仕事よりも自分の仕事の方が軽いと遠慮してしまっていないか?少なくとも子持ち様と言われている人の職場はその人がいないと他の人の仕事が増えみんな大変な思いをしているんだから決して軽い仕事ではない。


世の中には難しそうな仕事をしている風だけど、日々処理をしきらなくても大丈夫な仕事もある。その人がある特定の1日いなくても即誰かに仕事が振られるわけではなく、次の日以降にリカバリー可能な場合もあります。


やはり、夫婦でよく話し合い、勝手に遠慮とか忖度しないで育児や家事分担できればと思う。


ベビーシッターとか家事代行を頼めばいいのにと言う人もいるけど、なかなか都合よく人は見つからない事は今回探して感じました。


病児保育も枠が限られるし、病院にあらかじめ連れて行って診断してもらわないとだし、お弁当を用意しないといけないとか…


最近はオンライン診療もできるから、オンライン診療→薬処方→ベビーシッター手配→シッターさんにお願いして出社かテレワークとか頑張ればできるけどね。オンライン診療だと不安だから対面診療したくて病院開くのを待ったりシッターさんや病児保育が手配できなかったりと休まざるを得ない理由もあると思う。


子どもだってしっかり体調よくなりきらないと保育園行ってもまた具合悪くなるし、他の子どもに病気がうつって他の家庭に迷惑をかけるとか色々あるわけよ…


子持ち様と揶揄する人は、職場の子持ちの人が休まなくなるor休んだらペコペコして別の日にたくさん働いてくれるor育児と仕事の両立を諦めて退職してくれる なら満足かもしれません。でも、子持ち様が休むことで職場の外の世界は平和が保たれた場所もあるかもしれないんだから。旦那さんはバリバリ仕事できて、保育士さんは具合の悪い子を預からずに済んだんだし。ただ、子持ち様の職場だけが割を食うのは良くないですけどね。


結局個人だって一企業だって地方自治体の長だって自分たちの事を考えるのが精一杯。弱い立場の人が割を食う。そこをバランスよくさせるのが政治家だけどなかなかね…