ハイファイサウンド追及の1つ、マルチアンプのすすめ。 | かばお君のオーディオ修行⇒オーディオ部門は引っ越しましたhttps://norakaba.site/

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オーディオと釣り、そしてスキーとロードバイクについて。。。

以前の記事「バイワイヤ、バイアンプ、マルチアンプ。世界一わかりやすい解説」で書ききれなかったマルチアンプについて深掘りします。

 

さて、なぜマルチアンプを勧めるのか?と言いますと、それはもう一言で楽しいからです。これは趣味の世界ですから、没頭していくうちに思うように行かないことも多く段々とつらくなってくることもありますが、その先の期待通りになった時の達成感といいますか満足感は格別なものです。このような感覚は、単なる機材の入れ替えや接続ケーブルの交換などで得られるものをはるかに超えています。

 

では単なる機材の入れ替えと何が違うのでしょうか?という点について。

マルチアンプだって機材をかき集めて成り立っています。ですから言葉のあやって事になってしまうのですが、例えていうと与えられたピースをパズルのように組み立てていくのと、白いキャンバスに自由に描く事との違いのような感じでしょうか!?つまりマルチアンプは無限に調整の幅があって本人の個性が如実に反映するわけです。

 

昔からその音響システムから奏でる音は、そのオーナーの人となりが表われると言います。マルチアンプに取り組むと自分の求める究極に近づけることが出来る反面、一方では答え探しに明け暮れることとなり泥沼に陥る可能性もあります。でも家に居ながらこのスリリングな冒険が出来るなんて、とても素晴らしい事とは思いませんか?

 

マルチアンプと言っても現在はユニットの必要数も少なくなり、かつての5ウェイなどというのはすでに過去の話。今は2ウェイから3ウェイが主流です。だからステレオのパワーアンプが2台から3台で済みます。

 

あとはマルチアンプで必須のアイテム、そうですチャンデバ。正式にはチャンネルデバイダーですね。

オーディオマニア御用達のアキュフェーズ社の製品であれば新旧問わず(F20やF25以降のモデルを推奨)どのモデルでも安心して使えますし、とにかく安く仕上げたいという向きにはベリンガー社の業務用もターゲットに入るでしょう。あとはアンプですが、こちらは星の数ほどの選択肢があるので試行錯誤でチャレンジしていくことになります。

 

とは言っても最初の一歩はどうするのか?と言うと今現在使っているアンプと引退した押し入れの中のアンプを引っ張り出してきてとりあえず組み合わせてみることが肝心です。

 

とにかくやってみる。別にプリメインアンプでも構いません。プリメインでPRE-OUTやMAIN-INの端子があればMAIN-INに信号を入力すればパワーアンプとして使えるし、別にそのような端子が無ければAUXに入力してボリュームを上げておけば問題ないわけです。

 

最初の一歩は、予算に見合ったチャンデバを入手。とにかくアンプを手に入れ、スピーカーのネットワークを経由させずに音が出るようにする。ただそれだけです。ネットワークの品質が悪ければ悪いほどネットワーク排除による効果が出てきます。