その言葉に愛情があったなら
いまごろはその糸をたぐりよせて
しがみついてたでしょう

君が突き刺した言葉
胸から引き抜いた
その痛みとそれに費やした時を
取り戻したいだけ
なのに心に残った痛みは
その記憶のニオイと
無気力な青いアザになって
僕の心を閉じこめていた
それでも何度か
同じことを繰り返して気づいたら
僕らのすすむ道は
いつだって目の前にあったのさ



僕がついた嘘と
今まで僕が言ったホント
どっちが多いか怪しくなって探すのやめた

自分の中の嫌いなところ
自分の中の好きなところ
どっちが多いかもう分かってて悲しくなった

どうせいつかは嫌われるなら
愛した人に憎まれるなら
そうなる前に僕の方から嫌った僕だった

だけどいつかは誰かを
求め愛されたいとそう望むなら
そうなる前に僕の方から

愛してみてよと



希望を持った者だけに絶望があるんだ
何かを信じた者だけに裏切りはあるんだ

勇者だけに与えられた
名誉の負傷とでも言うのか
それにしてはずいぶんと割に合わないな

手にしたいものがない者に
眠れぬ夜はないんだ
守りたいものがない者に
この怖れなどないんだ

握りしめることもなければ
奪われることもないんだ
失くしたって気付かぬ者からは
何も奪えやしないんだ

「絶望なんかまだしてんの?
何をそんな期待してるの?」
ご忠告どうもありがとう
でも譲る気はないんだ

一人では叶えられないと
この寂しさは言うんだ
本当に寂しいのは
そう思えなくなることなんだ

僕が僕を諦めたらもう痛みなどないんだ
それだけでこれら全てが
たまらなく愛しいんだ

ねぇどうしたの?
そんなにいっぱい抱え込んでさ
とんだ文明の退化だと
どんだけあざ笑われようと

僕なら大丈夫さ
もうビクともしないから
だってもうじき会えるんだ
片割れが待ってんだ
手に入れるんだ
あなたとはもっと違う笑い方を

僕は