流れる水のよう
掬い上げた手のひらから
するりとこぼれ落ちた
それでも繰り返すように
ささやかに両手を満たす

怒りは青あざのよう
気づかない間に
誰も知らない間に
数日経ってジンジンと腕が痛んでも
どうか君よ嘆かないで

哀しみは膜のよう
細胞を包むようにいつでもそこにあって
楽しみは泡のようでも
どうか君よ嘆かないで