便秘改善のため、腸を知ろう
食事をしてから、便になるまでの時間
ってご存じですか?
「24~72時間」
と言われています!
幅、ありすぎですよね。
これは、食べ合わせの問題や
個人の腸の長さもあるので
一概には言えないのですが…
ただ、腸内環境が良い人の
便の滞在時間が短いのは
言うまでもありません
*自分の消化の時間を知りたい方は
「イカスミ」を食べて
便になる時間を計測することができます!
便が長くいる場所
便の滞在時間で
最も長いのが
肛門の手前の直腸、
S状結腸です
食後12~15時間で
ここに到達するため、
大半の時間を
左下腹部の出口付近に
滞在していることになります
硬い便になってしまう方は
ここに長く滞在している
可能性があります
便を出す力
便を出すには 「胃大腸反射」
というのがあり、
本来、食べ物が胃に送り込まれると
大腸の入り口:盲腸から
大腸の出口:直腸
まで内容物を一挙に送り出す
大腸の大蠕動が起こります
この大蠕動は1日1・2度
しか起こらないといわれており
便秘の方は、何らかの理由で
この反射が
弱まっていると考えられます
便意をもようしたら
我慢してはダメなんですね
腸のおしごと
腸のお仕事は大きく分かれて3つあります
1.消化
2.吸収
3.免疫機能(全身の7割)
実は、免疫機能にも大きく関わっており、
腸を痛めてしまうと
消化・吸収が出来なくなるだけでなく
外部から体を守ることも
出来ないのです
つまり「腸」が弱ってるって
体にとっては、緊急事態なんです
「腸」の状態を知ることが
出来るのは「便の状態」
「便秘」って、体にとったら一大事
見逃してはいけないサインになります
便の回数、大きさ、硬さだけでなく
色、におい、残糞感がないかなど
腸が送っているメッセージを
読み取ることで
自身の健康の目安にすることができます