二人のリーダーの目から迷いが消えた



会場前時間を待つ両グループ

この時誰一人として言葉を発するものはいなく
沈黙の時間がすぎた


角笛を待つかの様に


トイレから聞こえる滴の落ちる音が
カウントダウンのようにきこえた


そのうちに7時を回った




最初に空いたのはモー無すの北ゲート



勢いよく中に入り


恋「AKVでてこいやー!」

モー無すメンバーは必死に笑いをこらえた




続くAKV側北ゲートも
ガガガガガァー

モー無す一行は確信した



うん勝てない



AKVはただでさえ約48人いると言うのに


研究生だけではなく


W松田率いるSKT(逆手)48そして

新生 NMD(なんだ)48も駆け付けていたのだ



四方八方に囲まれ今や5人しかいないモー無すはなすすべがなかった

このままでは蜂の巣だともった瞬間だった






?「ちょっと待ったぁぁぁー!!」













番組の係員が両楽屋に行き
モー無すとAKV48に「本番でーす」と高らかな声を上げた


両グループにはその声が戦いの狼煙の様に聞こえた


恋「ついに直接対決か」
と南ルートを歩くモー無す一行リーダーの高橋恋は緊張した表情で悟った


逆北ルートを歩くAKV48リーダー高橋東もまた 緊張した趣(おもむき)で「数は勝っているとしても敵はあのモー無すだ油断は出来ない」


その両リーダーの緊張をほぐすかの様に


幹部の

AKV 大陸優子と


モー無す 中田れえなが


大「何弱気なこといってんだよ!」

中「リーダーそんな顔してないでさぁもっと喜んでよ」
恋「?」


大「でもよかったじゃんか」

大・中「その舞台が『24時間TV』なんだから!!」

その大アイドル戦国時代の中心的グループが二つある




モー無すこと
もー無理っすと



AKV48こと
あきヴァ48だ



この二つのグループがある日ある番組で鉢合せしてしまったのだが・・・



楽屋でたまるAKV48のメンバーたち


た「おいあつやん準備はいいかい」
あ「あぁ準備万端だたかひが」

彼女たちはAKV48のリーダーとエースの


たかひがこと


高橋東と



あつやんこと


前邪敦子


この二人がAKV48の歴史を作ってきたといってもかごんではないのだ



そんな会話をしているAKV48の反対の楽屋では

もうひとつのグループが待機していた


ふ「おい!恋!あたしたち本当に勝てんのかよ!」
と気を荒立てて高橋恋に問い掛ける古垣りさは相当な焦りを見せていた
恋「確かにランランとリンリンそして蛇井がいなくなってわたしらに勝算はほとんどない。だけど自分を信じ仲間を信じねぇーでどうすんだよ!!」
「違うかい?」とさっきとは打って変わったいいかたで恋は言った

「じゃ行くよ」
と恋が言った瞬間メンバーたちは全身全霊をかけてよっしゃー!!と叫んだ その時メンバーのひとみにはひとかけらの迷いもなかった。