【今回は、卒業式などでの「呼びかけ風」にお読み頂ければと存じます】僕たち、私たちは、
ユーラシア大陸の肥沃な大地で育った、ベジタブル
「お前、クチビルむらさきだけど、具合悪いんじゃね？」と心配された中１の夏。
「っつーが、年中顔色むらさきですから」と、ニコニコ笑顔の 「ナス」
親戚一同で通っていたので、見分けがつかず奇抜な化粧をしてきた中2の春。
「見た目で判断すんなよなぁ～
」と血相変えてた 「カブ」
いつもクールでオールマイティ、さっぱりさわやかを貫いた中3の秋。
「誰にでも合わせられる自分でありたい」と、いつも大人だった 「ウリ」
そんな僕たち、私たちをいつも温かく見守ってくれている トマトさん
（全員で）トマトさーん！！！！！
「ハーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ！」
ｷﾗｷﾗｷﾗｷﾗｷﾗｷﾗｷﾗｷﾗｷﾗｷﾗ顔は中央に寄りぎみだけど、懐は深く広いトマトさん。
僕たち、私たちを送り出す時はマユゲが離れるトマトさん。
トマトさんから卒業する気は全くありませーん。
だとさ。
