【釣行日】 2024年3月30日(土)
【船宿】 八幡橋 鴨下丸kawana
【釣り物】 真鯛
【料金】 11,500円(コマセ、氷付き),駐車場800円
【天候】 晴れ
【釣座】 右舷艫3番
【道具】 剛樹 Madai Limited 230SS, Force Master600
【仕掛】 ハリス3.5~4号、2段テーパー10m、真鯛鉤8号
今週は久しぶりに鴨下丸kawanaからコマセ真鯛に行ってきました。テンテンさんは都合が悪く単独釣行です。
2ヶ月半ぶりの釣りで興奮していたのか、3時に目が覚めてしまい、家にいても仕方ないので出発、船宿には4時過ぎに着いてしまった。流石にこの時間だと船宿前の駐車場も空いているので、ゆっくり待つと、5時までには駐車場4台分が一杯になってしまった。皆さん早いね。
5時40分頃には船頭も到着して、乗船開始。今日は13名だそうな。さすがに乗っ込み時期の週末だけのことはあるね。心配なのは前日の爆風。台風並みの風だったから相当影響があるだろうな。
船は7時に離岸。久里浜沖に向かう。
「観音崎を過ぎると海が荒れるから気をつけてよ」と船頭
船頭の言う通り、観音崎を過ぎるとものすごい波。まだ前日のうねりが残っている。体が浮いてしまうほどの波と揺れで、なんとか8時に久里浜沖のポイントに到着。すでに松輪魚港の船団ができている。
「水面から棚取りしてください。指示棚から5mまで下ろしてコマセを振って、5m以上は落とさないで!」
「ハリスは10mですよ」
「コマセはひとつまみで良いよ!食わせるのは付餌だから撒きすぎないで!」
「40mで始めて、どうぞー!」と船頭
いよいよ開始。56mダチのポイントで、40mということは50m辺りで食わせるイメージだろうか。
潮はあまり動いてないようなので、仕掛けを重くせずに、小さなスイベルでの二段テーパーで開始。
「1分位で入れ替えてよ。待っていても釣れないよ」
船頭が檄を入れる。が、船中アタリなし。1時間経過、船中誰にもアタリがない。
船頭も風の影響で活性が低いなぁと、ポツリ。
やがて潮が早くなってきた。久里浜沖は潮の変化が激しい。探見丸をみると、鯛らしき反応は上がってこない。仕掛けが噴き上がっている可能性があるので、スイベルを中錘タイプに切り替え、付餌から40cmのところにガン玉を打って仕掛けを沈めてみるか。
右舷大艫には鴨下丸の常連さん。確か昨年乗った時に、小生が坊主だった時に真鯛をお裾分けしていただいた方。あの時、頻繁に誘いを入れて釣られていたので、今日は、その誘いを学んでみよう。
常連さんと誘いをシンクロさせて、動きをコピーしていく。うーむ、結構ゆっくりとした動きだなぁ。でも置き竿にすることはあまりなくて、誘いを繰り返している。
段々と疲れてきて、置き竿にして一休み。
「ピピピピ!」ドラッグ音が鳴り出し、置き竿が突っ込んだ!
よっしゃきた! 合わせを入れると結構な重量感。ラインが引き出される。
「うねりがあるからポンピングしないでよ。竿を置く時に仕掛けが弛むから気をつけて」と船頭
慎重に手巻きであげてくるとまあまあの真鯛が上がった。やった!
「胴の間に真鯛1匹目が上がったよ!」と船頭
この厳しい中、1枚釣れてホッ。するとすぐにお隣さんにもアタリ。同じぐらいのサイズの真鯛が上がった。食いが良い群れが偶々、胴の間辺りを通過したのかな。
真鯛の活性があがってきたか!? と思ったけど、その後が続かず。段々と船団もバラけてきた。他の船も厳しい状況なんだろうな。
しばらく沈黙状態が続く。潮の状態をみながら重くしたり、軽くしたり、誘いを入れたり、置き竿にしたり、といろいろやってみるがダメ。常連さんにもアタリがない。
やがて船頭はポイントを移動。アジやマサバがいるポイントらしく、魚は掛かるようになるも、本命は来ず。真鯛の活性が低いので、お土産を釣らせるために移動したんだろな。
アジがそこそこ釣れたので、仕掛けを思いっきり軽くして、コマセの外にいるだろう真鯛を狙ってみるも最後まで結果は出ず。
15時前まで船頭も粘ってくれたけど、結局朝の2枚しか真鯛は上がらず。爆風の影響と週末の船の多さ、釣り人の多さで分前は減ってしまうんだろうね。
真鯛を捌いたらお腹が真子でパンパン。今年は桜の開花は遅いけど、真鯛の乗っ込みは早そうだ。また来よう。
おしまい
今日の釣果(真鯛1.5kg, アジ10、マサバ1)