町内会の桜祭りがありました
マキちゃんは地域の小売店がこの日のために工夫をこらした屋台の食べ物が大好きです。
今年は同級生に、彼氏とその友だちの2対2で遊ぼうと誘われました。
幼なじみでもない男の子とお祭に行くのは初めてです。
前夜は楽しみすぎて眠れませんでした

ところが当日。
彼氏は待ち合わせ場所に来ませんでした。
お互いスマホを持ってるはずなのに、なぜそんなことが起こるのか。
マキちゃんは不思議に思ったけれど、自分はスマホを持ってないから事情分からず…
がっくりした同級生はマキちゃんをつれて家に閉じこもり、結局夕方までドラマの録画を観て過ごしたそうです 
「…祭りに行けなかった」
帰ってきたマキちゃんは、ビデオの見過ぎでガンガンする頭に顔を歪めながら泣きそうになっていました 


ゆっくりと2人と1匹で人気もまばらになった会場を散歩しながら話を聞きました。
純粋に祭りを楽しみたかったマキちゃんには、同級生の女心は理解できなかった。
中学2年の同級生は、一緒にいる友だちの気持ちまで考える余裕がなかった。
そんなところかな。
どちらももう少し大人になったら、いい対処法を身につけるでしょう。
夕食時、マキちゃんの散々な1日について聞いたランちゃんが言いました。
「マキはさっさとうちに帰るべきだったね。
祭りは家族と行くのが1番だよ
」
「来年はママと行く!
」
おいおいおいおい…
女友だちよりオトコが気になる今日の子は別としても、友だち付き合いを面倒がるのはどうかな
ランちゃんのあっさりした交友関係はよく知ってるし、そんなランちゃんだからこそ友だちになってくれる子たちがいます。
でもマキちゃんは、もっとこう、普通の女子だと思ったのですが…
「友だちに合わせるのはやめる!
やりたいことができない!
」
母は心の中でつぶやく…
Et tu, Maki? (マキよ、お前もか)