金曜日の夕食時、マキちゃんがのんびりと言いました。
「みんなねー、英語のノートに予習復習して先生に出してるんだよー」「あなたはなぜ出さないの？」
「だって先生ができたらって言ってたもん」
「できるでしょ？」
「塾の勉強してるから忙しいじゃん」
はあ？
ついこのあいだ、それは丁寧に社会のノートをまとめていたはず、塾に提出するために。
学校に提出する分はできないって、何勘違いしているの？
確かに塾の勉強は忙しいです。
家の勉強は、学校の授業ではなく塾の進度に合わせて進めるから、マキちゃんは無意識のうちに学校の授業を軽視していたらしい。
うかつでした。
マキちゃんの志望校は公立高校。
つまりテストでいい点を取ればいいという入試ではないのです。
日頃の生活態度、課題の出来、積極性など、学校教育に対する取り組み方への評価が半分を占めます。
ズバリ内申点の割合が半分！
英語の予習復習ノートの提出を促されているのに軽く無視するなんて、それはもう試合放棄に等しい
しかも予習ノートの書き方を説明したプリントには評価基準まで明記されている！
ヤバイ。
土曜日。
急いで提出用ノートを用意し、ここまでの分をまとめさせました。
それでも中１の４月だし、よくて “This is a pen.” 程度だろうと思っていたのですが、教科書の最初は基本の紹介なんですねー
１日目、あいさつと基本の指示文
“Good morning. “ , “Raise your hand. “ etc.
２日目、生活の中のモノの名前
restaurant, cup, jeans, etc.
３日目、月、曜日、数、序数
January, Sunday, zero, first, etc.
４日目、好きなもの
Do you like spaghetti?
５日目、やっとアルファベットと単語
Apple, Box, Cat…
こんだけやってまだ本文が始まってない
もちろん単語を覚えるところまでは要求されず、CDを聴きながらリピートしただけみたいです。
なるほど予習復習をノートに書きようがなかったかも。
でもでも無性に腹が立っていたので、勢いで全部のスペリングを暗記させました！
マキちゃんはちょこっと英会話を習ったので読めるけど書けない状態だったのですが、怒り狂うお母さんは怖いので必死に綴りを覚えてました
５回分の予習復習ノートができて、やっと落ち着いたらお昼過ぎ。
あちゃー。
また塾の保護者説明会を忘れてしまった
ま、いいか。
学校の授業の大切さを教える方が優先ですよね