実家の母には、入塾テストでマキちゃんが選抜クラスに落ちたことは黙っていました。
一般的に知らせるべきことでもないし。
しかし、とにかく「成績」が気になる母は忘れてくれず・・・
聞かれたから答えたけど、めんどくさい!と思わずにはいられません
なぜ知られたくなかったかと言えば、母はすぐに決めつける癖があるから。
「やっぱりマキはお姉ちゃんほどできない」
「下の子だから甘えがある」
「トップ校はあきらめるべきだ」
と、たった一度の失敗で、将来を否定するような嫌味を連ねるのです。
(はい、以来ずっと言われ続けています)
マキちゃんは、ランちゃんのように根拠のない自信にあふれていないので、「ダメだ」と言われれば自分の能力を疑ってしまいます。
それに、わたしの言葉に限りなくシンクロするランちゃん(わたしが気にするなと言えば本当に気にしないetc. )と違って、マキちゃんは空気も読むし周りの目も気にするんです。
自分のせいでおばあちゃんが不機嫌なら、改善しようと努力する。
しなくてもいい緊張や不安を抱えてしまうんですよ。
これから難関校に挑戦しようという子の足を引っ張らないでほしい!!
それに母の言動には根本的な誤りを感じます。
母は、見ていて怒りを感じるほど、あからさまに落胆するんですよね。
自分を喜ばせたければいい成績を取れと言わんばかりの態度をとることが、どうにも納得いきません。
仮にもしマキちゃんの成績が悪いままだったとして、だからなんだと言うんです?
成績悪い子どもは価値がないわけ
学校や塾は成績で子どもを選抜します。
社会は厳しいです。
このブログだってそんな社会に対する挑戦を書き綴っています。
だからこそ家庭は帰る場所であるべきでは?
失敗しても、帰ってきて、休んで、備えて、また挑戦しに出かけるための場所。
その場所で「負けたのね、あなたは失格ね」と冷たくされては、子どもは失敗したときどこに帰ればいいんですか。
もちろんできるかぎりの努力をさせますとも。
時には厳しく勉強させることもあります。(最近はじめました)
それが親の役割ですから。
それにはっきり言ってマキちゃんが「出来ない」なんて微塵も思っていません。
筋金入りの親バカですから。
けれど家族にとって大切なのはマキちゃんの成長であって成績ではありません。
「おばあちゃん」ごときが成績なんかでマキちゃんを判断するな!
ガーッ
長々と説教しましたけどね。
それで考えを改めてくれるようなら、とっくに改まってます・・・
家族の愛情が条件付きだと、たとえ「いい成績」を取り続けたとしても、じわじわと心と体が蝕まれていくというのに
なんであんなに学力至上主義なんでしょうねー
こういう人格の根幹て、歳をとるにしたがって悪化したりしないでしょうか?
不安です。