以前塾からもらった、去年の先輩についての資料に、「スランプになった時期と乗り越えた方法」という項目があった。
ランちゃんのスランプ。
わたしの印象に残っているのは、2年生の3学期だ。
それまでのわたしは、勉強に取り組む姿勢にはこだわったけど、良くても悪くても結果についてどうこう言うことはなかった。
「人と比べる暇があったら、昨日の自分に勝て」が、我が家の勉強心得その2。
(今年は受験イヤーだから、結果主義に切りかえてます
一喜一憂のはじまり~)
しかし学年末テストの数学が70点だったとき、さすがに焦った。
ご多聞に漏れず、2年生は中だるみがひどかったけど、数学が90点を下回ることはなかったので。
ダラッダラ状態で受けたときでさえ。
この子はここまでか?とちょっと疑っちゃった。ごめん。
ランちゃんに確認すると、「なぜかわからない」と言う。
理由がわからないから対策を打つ気もなし。
これはマズい!と頭の中で警報が鳴った。
こういうときは大人が手を貸して、早めに意識を変えさせた方がいいよね。
さっそく『最高水準特選 中2』を買って、春までにすべてやれと命じた。
わたしの気迫からランちゃんも危機感を持ったのかも。素直に取り組んでました。
ただひたすら数学問題を解く。
体にその感覚を思い出させる。
たぶん、数学が得意だから気がゆるんで、授業を上の空で聞いて、テスト勉強をしなかったのだと推測している。多感な少女のことだから、そんなこともあるだろう。
ただそのままにはしておけないと思ったから、特訓をした。
部活や塾の合間を縫ってやったため、結局ゴールデンウイークまでかかったかな。
3年1学期の中間テストは、ランちゃんにとって初めてノルマを課されたテストだったかも。
結果が出るまでは、ランちゃんもわたしもドキドキでした。
幸い数学は100点。以来、学校の数学だけは1問も落としていない。
じつはあの時、数学の先生がランちゃんの70点をサラッとなかったことにして、内申の満点をキープしてくれたのだ。
「4」までいかなくても「B」がついたっておかしくなかったはず。(1教科あたり、A-E評価の5項目をふまえて5段階評価点がつきます)
先生の期待に応えよう!それがランちゃんとわたしの合い言葉になった。
わたしの恩師でもある、おじいちゃん先生だ。
そういえばわたしが中3の時、「君はどこを受けてもいいよ~」と言ってくれたっけ。
わたしの受験校は両親が決めたし、それ以上の野心もなかったけど、先生の信頼が嬉しくて、今でもこうして覚えている。
ありがとうございます、娘の力も信じてくれて。