同じ受験生を持つブロガーさんの記事を読んで、わたしも内申について吠えてみたくなった。

ランちゃん、1学期に内申落としたんです。
イタい・・
 
わたしは「中学生に何を勉強するかを選ぶ権利はない」という立場なので、5教科だろうが副教科だろうが、学校の定める科目は誠実に履修すべきだと思っている。
「日本の将来を担う子どもたちが何を学ぶべきかを、大人は不退転の決意で定めるべきだ」という、誰だったかの意見が好きである。まだ中学生ですからね。
 
だから副教科が大事だというのはいい。でも、内申点の1点2点で生徒を競わせるのは、なんだかなーという感じ。
内申が、1と5の生徒の違いは誰が見てもあきらかだ。でも、3と4では、かなりあいまいになるのではないか。先生ウケの差?と思われても仕方ない場合も。
「これができなかったから関心・意欲がCですよ!」とは言ってもらえない。
「授業はサボってばかりだが、独自に関心を持って取り組んでおり、筆記試験は満点」という生徒が、2なのか4なのかは、先生にゆだねられている。
しかも公立中学間で、授業から宿題からテストまで、何一つ統一されてない。
同じ学校の同じ学年・同じ教科の先生でさえ、やり方が異なるくらいだ。
それなのに、たかが5段階評価で、横一列に比べようなんてのが無理な話。
 
それでも内申が入試に関わらないと、先生が生徒を抑止する印籠効果がなくなるというのなら、各高校の足切りに使ってくれたらいいと思う。
受験資格は合計40以上、みたいな。
そのくらいなら誤差も吸収できるでしょう。
 
現実では、内申の1点2点が合否に大きくかかわる。
ただでさえ志願者の実力は拮抗してるんだから、内申点の1点は重い。
ランちゃんの地区では、内申1点=当日入試の1.8点に換算される。内申で1点の差があるということは、入試で約2問まちがえることと同じなのだ。ひえー。
学校の勉強(内申点UPを目指した勉強)も、しっかりやっていこう!