内申点を上げるというと、先生に媚びを売ることだと言い切る人がいるけど、それって傲慢な考えだと思う。
素直に授業を受け、先生からの課題や問いかけに積極的に応じることを、「媚びる」と感じるのなら、そもそもの取り組み方が反抗的すぎる。
逆に、前向きな姿勢で授業を受け、提出課題は優良なのに、「なんとなく嫌いだから」点数を下げるような先生がいたら、学校に抗議すべき。
そういえば、志望校に合格した先輩の話を聞く会があって、ひとりが、「内申点のために、先生を神だと思って言うことを聞いた」なんて言っていた。
そんなに無理しないと難しいほど、先生の言うことは理不尽なのか?と思ったね
 
受験に関係ないから、苦手だから、興味ないから、といった理由で手を抜かないで、まずはやってみる。積極的に、学ぶ。向上するよう努力する。楽しむ。
その姿勢と成果が、内申点であってほしい。
 
国が、これだけは中学生のうちに学んでほしいと、長い時間をかけて検討した教育を受けさせてもらうのに、「媚びる」とか言うなよ。
なぜ学ぶのかを深く考えもしないで、不必要なことをやらされてるみたいな顔するなよ、未成年のくせに。

 

義母は、主要5教科以外はやらなくてもいい、と主人に教えたらしい。

わたしは、5教科でも4教科でも、同じような真剣さでアドバイスするようにしている。

それに、正直、副教科の勉強は、役立つ。

保健体育や技術家庭科は、知識も技能もやたら実用的で、主婦養成講座みたいだ。

音楽や美術は文化度を上げる。芸術を軽視して、先進国の人間として評価されると思うのか?

さすがに5教科に課外の時間をかけるのはやり過ぎだと思うけど、勉強する価値ありだと思う。

 

ランちゃんは運動が苦手。絵画も音楽も習ってこなかったので、副教科はかなり不利だ。

それでも、球技もリコーダーも美術鑑賞も料理も木工も、機会を与えられればきちんと考えて練習してきた。


でも1学期に下げられちゃったんだよね。

それでも理解不能な評価をされたとは思ってないよ。

 

ランちゃん、じつは国語と音楽での「5」をもらえたことがない。(それだけじゃないけど)

どちらも記述で引っかかっている。

それで音楽ノートを見てみたら、「いいと思う」「楽しそうだった」といった小学生以下の鑑賞ばかり並んでいた。

これでは、わたしが先生でも、「5」はあげられないですよ。筆記テストができてもね。

ランちゃんにダメ出しすると、「A」評価をもらった友だちのノートを借りてきて、あれこれ研究していた。

「たいした内容じゃないのにー」と叫んでたけど、それでも真剣に書いたか、手を抜いたかは、先生にわかってしまうのです。

とにかく、鑑賞、作文などの記述で「A」をとる!

これを目標に、少しでも内申アップを目指しましょー。