ワナッカーム!Madrasマダムです。

ゲイリー君がゲイだなんて、
まるで作った?って感じですが。
ホントの話なんです。


ゲイリーが恵比寿の会社に来たのは
2003年の秋。


私が日赤病院から退院して、
会社に復帰したばかりで、
まだフラフラしていた頃。


私は法人営業から、システム導入へと
異動になった。


派閥闘争というか、
パワハラというか。


そんな理由でシステム導入シニアが
突如辞めることが決まり、
来たばかりの私だけじゃ
まだ不安だろうと。


急遽、英語が堪能で
システム導入経験がある
人を探すことになった。


来たのは2メートル位ある
アメリカ🇺🇸人、ゲイリー。

なんせ、デカい。
もちろん英語堪能。


日本語読み書きもできます、
という触れ込みで入ってきた。


シニアの人から私達は毎日トレーニング。
ゲイリー凄い勢いでノートを取る。

毎日毎日、机の上にノートは
山のように積まれて行った。


「あいつ、ヤバイわ」
とつぶやくシニア。


「気をつけな。あいつ全然理解してないから」


えー!あれだけノート取ってたのに?

「ちょっと聞いたら目が泳ぐ。あのノートは見せかけだね」


姐さん、言い残して辞めて行った。


同じ頃、社長秘書が囁いた。

「あいつ、ゲイじゃね?」

…ええ?? なぜわかる?


「なんか仕草とか変なんだよね。
あと、話題が女子っぽいし」


誰かの送別の時、
ティラミスを作ってきた。

ラムかきつくて、
一口でフラフラしたわな〜。


あと、水着のデザインを自分で作って
ネットでオーダーしたって喜んでた。

会社から歩いて行けるから、
代官山にある渋谷区のプールに
行くんだって言ってた。

あそこは確か、ゲイの巣窟。



。。。いや、でもそれだけで、
彼はゲイと断定できない。


シカゴ本社からシステム導入担当女子が
ゲイリーと私の顔を見に来た。


彼女のウエルカムディナーを
会社近くのお店でやった。

私は店の予約だけして
帰ろうとしてた。

退院してまだ3週間。
お酒は厳禁。

だけど、強引に連れていかれた。


私と3ヶ月しか、入社時期が
変わらない女性oxさんと
ゲイリーの間に私は座った。


かなりみんな出来上がった頃、
その女性が口火を切った。

「私、バイ(セクシャル)なの」


えー!知らんかった。
私いま、すごい席に座ってる?

「実は私はゲイなんですよ」
と、ゲイリー。


テーブルの向こうで、社長秘書が
してやったりという顔をしてる、


「oxさん、あなたはすごい!」
ゲイリー、何を言い出すの?


「だってあなたは、普通の人より人生を2倍楽しんでるから」


うん、まあ確かにそうだわ。


ゲイリーと彼女はやけに話が
盛り上がっていた。


私は2人について行けず。


お酒も飲めなかったし、
一次会の途中でタクシー乗って
うちに帰った。


翌朝、出社すると会議室が酒臭い。


社長秘書と出張で来てる女性が
朝から疲れ切ってる。。。

ん?何かあった?

出張の彼女が泊まってるWestinで、
彼女らとゲイリーで飲み直したらしい。

で、社長秘書は会社に戻って
会議室で寝たらしい。



その日はゲイリーと私向けに
出張の女性からトレーニング。


社長秘書と彼女は、定時が過ぎると、
一目散に帰って行った。


ゲイリーもいつのまにか
姿が消えていた。


ん?


よく分からなかったが、
私も久々の定時帰りに
喜んで帰宅した。




その2に続く。また明日!


では、ごきげんよう!
ナンドゥリー!