相変わらずオーディブルを聴くのが止まらず

 

もう、乱読と言ってもいいくらいかな…

 

一昨年9月に初めてから、読破したのは現在156冊に登ってます

 

レビューの☆の数で次に読むのを決めることが多く

 

最近はホント作者もジャンルも以前に比べるとかなり多岐に渡っている・・・

 

と思うんだけどね笑い泣き

 

加えて、自分の端末に次に読みたいもののストックが

 

常時数冊入ってないと不安・・・みたいなあせる

 

そんな状態です汗

 

 

ここ最近は読んで良かったなぁと感動する本が結構続いていたんだけど

 

表題の本、ご存知ですかはてなマーク

 

2022年本屋大賞の本

 

もうずーーーっとおすすめに上がって来てたんだけど

 

戦争小説なので読みたくない気持ちが強くて放置してました

 

でも、読みたいものが見当たらず、とうとう聞いてみることにしたんですよ

 

想像通り残虐で早くも一章でギブしそうになったんだけど

 

そこはオーディブルビックリマーク

 

活字なら放り出すかもしれませんが

 

耳に入ってくるので結局聞いてしまったという・・・

 

 

この独ソ戦を日本人が書き上げた事は感嘆に値すると思うし

 

戦争を知らない私たちだからこそ知っておかなくてはならない事でもあると思う

 

本としては確かに素晴らしいと思うんだけど

 

とにかく辛くスッキリしない思いが残りました汗

 

レビューでこれを「面白かった」と表現するのが

 

私には理解出来ない・・・

 

人がいかに愚かか

 

いかに醜いか

 

復讐心の持つ恐ろしいほどのエネルギー

 

集団意識の怖さ

 

「敵を撃て」「皆殺しにせよ」と言われ

 

そのような大義名分を与えられれば人は簡単に殺人者になる・・・

 

ゲームのように一撃で仕留めず

 

同胞が苦しむとそれを助けに出て来た次の一人を撃てると考える冷徹な感情

 

殺した人数を手柄にする心理

 

人の心がそんな風に動くことがただただ恐ろしいと、鬼畜だと思いました

 

一般市民は傷つけない・・という自分なりの理屈も

 

自分のしていることは棚に上げた偽善者のように聞こえて・・・

 

兵士だって、好きで兵士になっているわけではなく

 

それぞれ家族や友人がいて、愛する人や、その人を愛している人がいる

 

一般市民と同じ、自分たちと同じということに思い当たらないのか・・・

 

 

 

 

なのに、何も学ぶことなく

 

今も世界で同じようなことが繰り広げられていると思うと

 

ホントにつくづく愚かだとやるせない思いです

 

私は死にたくもないし、戦いたくもない

 

それに、人々を死なせたくもないし、戦わせたくもない

 

 

どうか子供たちの未来にこのような世の中が再び訪れませんように!!