前回からあっという間に1年2ヶ月が過ぎ、驚いています。笑
前回書いたのは、数日後生まれる予定の子供を引き取りにアメリカに行った時でした。
子供が生まれて大忙しになり、それっきりになりました。笑
我が家は双子を希望していて、受精卵を2個移植し、運良くふたつ共着床しました。
色々な方に聞いてみると、皆さん双子でもいいし着床率も良くなるから2個移植している方が多く、それでも一つしか着床しなかった方が多いようです。
双子を望んだのは、
○ 私達の年齢が高く子供のケアが他の子に比べて30〜40年位短いこと、年齢的にひとりを育て、落ち着いた頃にふたりめという時間がないこと
○ 代理出産という特殊な環境で生まれて悩んだりしたときにお互い同じ環境の同じ悩みを持つ者どうし相談できるかも
などなど、色々考えて、ふたりで助け合って生きて行って欲しいという願いからです。
ちなみに現在では双子は推奨しないとのことです。
①母体に負担が大きい
②アメリカの場合、非居住外国人の双子出産に対する保険が無い(ひとりならあります)
③双子は早産の可能性が高く、保育器に入ったり子供にも負担が大きい
アメリカは医療費がものすごく高く、手術なら1000万円は軽く超えます。
双子を代理母出産してもらった知人で、破水して早産になったため、一ヶ月近く保育器に入り何千万も支払った方がいます。保育器は1日あたり40万円(10年くらい前に聞いた価格です)もかかり、双子なので×2となります。
我々もそれを知ってから、生まれるまでずっとドキドキでした。その知人はお金持ちでしたが、我々はサラリーマンですので、エージェントさんに払ったお金がギリギリでしたので…
現在はエージェントさんは双子が望みの場合、二人の代理母に同時に移植するという方法を勧めています。受精卵で言えば血縁的に二人は兄弟ですから同じ血筋になりますので、ひとりの人に双子を産んでもらうのと何ら変わりないということになります。
とても興味深い例で、ゲイの方がどちらの精子を使って受精卵を作るかということになり、同じ人の卵子を使い、精子はそれぞれのを受精させて、別々の代理母に産んでもらう。
それならばふたりは卵子を通じて血が繋がっており、同じ歳の兄弟ということになります。
私達が滞在していたホテルに2年前子供を引き取りに来た男性カップルの方の話です。滞在のお礼に子供達との4人の写真をクリスマスカードで毎年送ってくるそうです。ロビーに幸せそうなその家族の写真が飾ってありました。