多摩川を舞台に社会に翻弄される人々、これからを生きなければの子供達を描く短編集。

豊かな自然の顔を持つ多摩川。
大型台風により自然の驚異を見せつける多摩川。
人の人生と同じく表裏一体の姿が描かれています。

絶望だけではない、そこには必ずや救いが。
また明日も頑張らなければと。
皆、幸せに見えるけど、自分だけ不幸に見えるけど、違うんだよ。
そんな感じで、スキマ時間の読書には丁度良かったです。