スモス | アントワープで一番古いカフェ・Cafe Quinten Matsijs

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アントワープで1565年から続くカフェ・クイントンマセイスの女主人の日記です。ベルギー人の旦那とともに、今夜も酔いどれ。

お友達、”ルーべベンスの庭で”のJJさんが、「サンドイッチの頼み方 」という面白い記事を書いていらっしゃるので、そこにコメントさせてもらおうと思ったのだけど、なが~くなりそうなので、ここに書くことにしました。

ベルギーのサンドイッチはほんとうに具の種類が豊富です。

わたしもサンドイッチには、かならずスモスを付けます。


スモスというのは、お店によって多少違うけど、レタス、キュウリ、トマト、ニンジンなどの生野菜たっぷりとゆで卵なんかが入っている状態のもの。


それに、ハムやチーズなど好みの具を足して、スモスハムとか、スモスチーズと言って、注文します。


はい、ここでJJさんも、「スモスってどういう意味?」と思われたわけですが・・・

このスモス(SMOS)という言葉もアントワープ弁です。

なので、辞書には載ってないし、語学学校の先生も案外アントワープ以外のところから来た方が多いので、ご存じなかったりします。


食べこぼしたり、スープなどをよそおうとして、テーブルにちょっとこぼしちゃたりするのを、スモスといいます。


サンドイッチのスモスは、具がたっぷり入ってるので、全然こぼさずに食べるのは、至難のわざ。

そんなところから、ついた名前のようです。


ちなみに、普通のオランダ語!?ではこのサンドイッチに野菜をたっぷりはさむのを、”GEZONDE”(健康的な)といいます。

真面目なカンジ・・・ね。


さて、ではここで問題。

「BAGUETTE GITAAR」(バゲットギタール)って、どんなサンドイッチでしょうか?

BAGUETTEは、フランスパンのバゲット。

GITAARは、ギターのこと。


え? 正解したら?


正解された方には、Qちゃんが”特製バゲットギタール”つくって差し上げます。(笑)



関係ないけど、写真ないとなんだか寂しいから、納豆丼です。

山形のだしみたいに、細かく切った野菜をいっぱい混ぜました。


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