飛び出すハートそんなことがあったら、それは怖いよ!!突然の朗報が怖かった過去

 

 

 

『わたしの前世体験』

 

 私には気になっていることがありました。それは、思いもよらないビッグチャンスを掴める瞬間に怖くなり逃げ出してしまうことでした。順調すぎる時に少し怖くなることは誰にでもあるかもしれません。ですが、私の場合は地道な努力の結果であるとか、自分の想定内のラッキーなことなら躊躇なく、むしろ大喜びで受けとめることができたので、単純に「幸せを掴むのが怖い」という悩みではありませんでした。そして、私の人生において、想像もつかない程のチャンスがやってきたことは、そう頻繁にはなかった為、私自身もチャンスを掴むことから逃げたくなる習性について、長年に渡り見過ごしていました。

 

 


 しかし、自分の人生を振り返ってみると節目節目で、うっすらと「無理かもしれない」と思いながらも、心の奥底で何年も待ち望んでいたことが、向こうからやって来てスルリと叶いそうになった瞬間に、怖くなり逃げたり、衝動的に怒って拒絶した経験が確実にありました。そして、その理由は「私の人生最大のナゾ」と言ってもいいくらい皆目わかりませんでした。ヒプノセラピーセッションのカウンセリングを受けながら考えてみても、全く見当がつきません。どうして、長年待ち望んでいた、今ここ!という大事な瞬間に衝動的に拒んでしまうのか。この解せない思いに決着をつけて、今後の人生ではチャンスを掴める自分になりたいと思いました。そして、私はヒプノセラピーを受けました。

 

 

 

ヒプノセラピーセッションが始まりました。私のその問題の原因は、私の前世にありました。時は江戸時代。私は江戸に住む、町人の娘でした。家族みんなで協力して商店を営んでおり、朝から晩まで忙しい日々でした。そして商店は繁盛し、裕福な暮らしをしておりました。私は、なんとなくですが、私の家と肩を並べるくらいの商家の青年と結婚をして、両親と同じように幸せな家庭を築くのだろうと思っていました。

 

 

 


 ところがある日、外国人のお客様がいらっしゃいました。それをきっかけに、あれよあれよと、その外国人のお客様と祝言をあげる日がやってまいりました。お国のお仕事で江戸に住まわれていた外国人の男性から、私は見染められ、お嫁にゆきました。お嫁にゆく日は盛大に町中を練り歩き、恥ずかしいくらいに町中の人が総出で見物にまいりました。私は実感があまりないままに、見ず知らずの世界に飛び込む好奇心だけが先立ち、嬉しいのかどうかもわからないままに、とにかく夢中で目の前で展開する新しい出来事に向かってゆきました。

 

 

 

 生活が始まってみると、毎日が知らないことの連続でした。外国の方のお屋敷では奥様は働かないものらしく、メイドさんというお手伝いの方がいて、私は何もしなくていいのです。実家では家族みんなで朝から晩まで働いて裕福な暮らしを維持していましたが、お嫁にいった先では自分は何もしないのに、大きなお屋敷に暮らし、裕福すぎるほど裕福でした。全てが未体験のことばかりで、自分の価値観とのすり合わせができず、私は自分が幸せなのかどうかもわからないままでした。ですが、夫がとても親切だったので、彼にはお礼を言っても言い足りないほどです。そのようにして、私は新境地の体験を楽しんでいました。

 

 

 

 新しい生活にも慣れ、自分が幸せであることの実感をようやっと持てるようになってきた頃に、突然の不幸が私を襲いました。夫が外出したまま帰宅せず、夫の使いの者から、夫が政治的な理由で本国に帰ることになったと聞かされました。お屋敷も何もかも私の物ではありません。私は夫と住まいをいっぺんに失くし無一文になりました。それと同時に、町の大衆から汚れた女性と見なされた私は、お客さまからの評判を重宝する商家である、実家に戻ることも許されず、私の存在自体をなきものにする為、遠くの山に捨て置かれてしまいました。そして、浴衣1枚の姿で「寒い、寒い」と言いながら、私は白骨化していきました。

 

 

 

 ヒプノセラピーセッションを受けている今世の私は「だから、想像もできない新しい世界に入っていくのが怖いのか」と心底納得がいきました。江戸の娘であった私の名前は小夜(さよ)でした。ヒプノセラピーの前世退行という形で、時空を超えて「お小夜さん」と、名前を呼んでもらえることを、お小夜さんが尋常でないほど喜んでいるのを感じました。最終的には出生の事実をなかったことにされてしまった彼女が、声に出して自分の名を呼んでもらえたことを喜ぶのは当然のことかもしれません。ですが、今世の私は、魂が打ち震えるような喜びの涙を流している自分の肉体を、とても冷静に観察できたと同時に、「名前を呼びかけてもらえるだけで、これほど喜ぶとは!彼女はどんなに寂しかったことだろう」と驚きました。

 

 

 

その体感を通して、この世に想いを残して死んだ、お小夜さんの想念が昇華したようにも感じました。それと同時に、自分の中の欠けていた部分を取り戻したような、やっと今世の自分が本来の力を取り戻したような手応えを得ていました。

 

 

 

このヒプノセラピーセッションでは死後の世界にもいきました。死後の世界では夫が待っていてくれました。夫はヨーロッパ人、おそらくフランス人です。本国に戻ってすぐに夫も亡くなったようで、死後の世界で私達はすぐに再会しました。私としては大恋愛の末に結婚したわけでもなく、夫から見染められたのをきっかけに、突然に嫁いでしまった経緯だったため、夫との再会は想像以上に落ちついたものでした。ですが、夫が開口一番に「一緒に連れて帰れなくてごめん」と、言ってくれたことが非常に嬉しく、泣きました。夫のその言葉から、彼は私を同行したかったが、国からの許可が下りず同行できなかったと理解しました。

 

ヒプノセラピーのセッション中は、不思議なまでに自分の人生を俯瞰することができます。私は、お小夜さんとして生きた、この人生から、何でも受容すれば様々な体験ができるという学びを受けとっていました。事の良し悪しではなく、全てはただ体験であると。お小夜さんという女性は、何につけても潔いほどに、とにかくそのままを受け容れた女性でした。だからこそ、体験できたことがたくさんあったのです。ただ寿命を永らえるためだけに生きるのではなく、バラエティーに富んだ体験をして、命を謳歌したかったのだと思います。

 

しかし、それと同時にお小夜さんが死に際に「果たして私の人生はこれでよかったのか?」「自分の両親のような、想像が及ぶ範囲内での幸せを追い求めていた方が良かったのか?」という想いを残していたことも感じました。そして、驚いたことに、そのお小夜さんの問いかけは、今世の私の想い癖とも共通していることに気がつきました。

 

 

 

それらのお小夜さんの気持ちを俯瞰でみた後、今世の私の内側から出てきた言葉は「例え何があろうとも、わかりきった狭い世界からは飛び出してみた方がいい。わからないことを受け容れるからこそ、新しい体験ができるのだ」というものでした。そして、これからの人生、未知の体験を、前向きに積極的に受け容れていこう。自分に制限をかけずに強く自由に生きよう!と、自然に覚悟がかたまっていくような感覚を得ました。

 

 

 

ヒプノセラピーセッションの最後には、最初にお小夜さん(の想念)が居た空間は、広々とした太陽の光でいっぱいの、眩しすぎて何も見えない空間になっていました。そして、その空間には「光はすべてを溶かす。愛はすべてを溶かす」というメッセージが満ちていました。私はその変化にめいっぱい自由と解放感を感じました。なぜなら最初に、私が見たお小夜さんは、氷でできた小さな部屋の、大きな氷のかたまりの中で、立ったまま全身ガチガチに凍っていたからです。お小夜さんは居なくなり、太陽の光に満ちたそのスペースには、それを見ている今の私だけがいました。

 

 

 

ヒプノセラピストさんの「さあ、現実に戻ってきてください。お帰りなさい」という誘導で、目を覚ました私は「これからは何が起きても大丈夫!」という一本筋が通ったような、心の底からみなぎる生命の強さを感じていました。

 

 

 

 

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★ 恩田ミーラ ★

 

 

 

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