マダムえっちゃんのフランスだより

マダムえっちゃんのフランスだより

えっちゃんは、パリに22年住んでいた。
今は、パリ、東京で生活。


人生色々、いつどうなるかわからない。

どの国に住む、誰と住む、どんな仕事していくのか、

あなたの未来はあなた次第でいくらでも広がります。

6月24日から3日間だけインドに行きました。

 

 

 

 

5年ぶりのインドです。

ババおじさんとは去年ドバイで会ったから1年ぶりです。

 

 

 

 

 

 

で、いつも行くフマユン廟にもお参りしてきました。

 

 

 

ニューデリーは相変わらずの喧騒でした。

道はクラクション鳴らす車いっぱいで

で、その隙間をツクツクが走っています。

 

でも、ねえ、5年ぶりのニューデリー、前よりきれいになってる気がしました。

前は、道の端っこには、土のガレキみたいなのが、いっぱいで

土埃がすごくて、もうもうとしてたのに、なんか、少し、ましになっている。

 

コロナが猛威をふるいたくさんの人が亡くなったインド。

 

大変な状況を経て

全体的にこざっぱりしたような気がします。

 

 

 

 
ババの店に行って、またストールいろいろ見てきました。
 
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お店にはインドのお兄さんがいっぱい働いています。
 
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何時間もお店にいて、観察していると
面白いこといっぱいあります。
 
今回は、通りのあっち側にある、工房のようなとこにも
行ってきました。
 
 
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暑い中、お兄さんがミシン踏んでいます。
 
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お店にいると、ババが ランチどうする。
カレー食べたいか、と聞いてきます。
 
私、何にも食べない。と断るのだけど
 
何か食べようよ、ハンバーガーがいいか(マックのこと)、
フライドチキンにするか(ケンタッキーのこと)
 
インドでは、何も食べない。てか、ホテル以外では食べないの。
 
でも、あまりすすめられるので、
 
じゃあ、果物にする、って言ったら
たくさん、果物が出てきました。
 
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ホテルに帰ってから、一息ついて
お食事。インドにいるのに、カレー食べません。
 
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ホテルはイギリスのホテルみたい廊下にドアがついている。

考えてみるとインドはイギリス系の国です。

 

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こういう雰囲気の廊下ってイギリスのホテルの感じ。フランスには

こういう感じの廊下ない。

 

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ロビーにターバンの人がいました。なんか、写真撮りたくなってしまった。

隠し撮り。

 

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玄関のドアマンもなんか面白い。

 

 

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ホテルのロビーにあるお花屋さん、かわいいディスプレー。

うちの店でも、こんなふうにやってみたいな。

 

 

そうだ。ホテルの部屋に置いてあった

ウェルカムプレート。ケーキとかマカロンとか乗っかったお皿なんだけど

見てください。

 

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よく見ると

 

Be bold, Be you, Be extra って書いてある。

 

「大胆でいてね、あなたらしくいてね、特別でいてね」

 

こんなこと書いてあるって、すごくない?

なんか、うれしくなった。私のこと知っている人かしらって思っちゃう。

でも、これ、部屋担当マネージャーよりってカードが添えてあった。

誰にでもこんな言葉を書いちゃうって、お客様に向かってこういうふうに

言えちゃうって、自由でいいな〜。

 

 

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5月には、パリでファッション一筋に励んでいる亜希子さんという

作家さんの洋服の展示会をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 独特のデザインですが着てみると

なかなかいいのです。

 

 

 

 

 

 

最初は 似合うかな? って思っていた

お客様が 試着したとたん

ピタッと合って すごく似合いました。

 

 

そしたら

 

お客様の顔がパーっと輝きました。

 

 

 

それを見ていたわたしも思わず 

うれしくて

パーと笑顔になりました。

 

 

そこに作家の亜希子さんがやってきて

わ〜っとうれしい顔になりました。

 

 

 

こういう三角関係っていいな〜って

思いました。

 

作家さんとお客様と私がハッピーになる、

 

幸せの三角関係!

 

 

洋服が人をハッピーにする、そういう瞬間が

目の前で起きたのです。

 

 

私の仕事って結構悪くないかも、

c'est pas mal  悪くない!

 

思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月にパリと南仏に行きました。

 

忘れないうちに

ニースで旧友に会った話を書いておこう。

 

 

ニッシーさんは 40年来の友人っていうか

元職場が近かった仲間、てか

まあ、同僚みたいなもんだ。

今 ニースに住んでいる。

同世代の男性です。

 

もう一人ノゾムさんって日本人の

少しだけ年上男性がいて、

 

40年前

いつも3人でお昼休み12〜13時

職場の近くにランチに行っていた。

 

大阪ラーメンなんて、オペラ地区の元祖ラーメンがあったり、

 

パリで初めてだっていう日本レストラン「たから」が

あった当時よ。

 

Rue des Petits Champs って いう通りに職場があって

その辺り、東京銀行のあったrue St-Anne 

その頃から日本人街になりつつあった。

京子なんかもリュクサンブールの小さいお店から

オペラの方に移ってきた頃よ。

って、そんなニッチな話になるくらい、

大昔のパリの話よ。その辺歩いてると

ケンゾーさんとかも、伊勢にランチに来ていたよ。

 

ニッシーもノゾムもあたしも

それぞれ、フランス人の配偶者がいて

まあぞれぞれ、若かったから楽しかったよ。

 

 

まあ、そんな思い出話はともかく、

今回、4月に パリに行く折、

南フランスに行ったので ニースにも行ってきた。

 

ニースに行ったら当然、ニッシーさんに会わなきゃ。

 

2024年4月13日土曜日。

ニースはもう25度もあって、いかにも

南フランス。

 

ニースの駅で落ち合って、で、ゆっくり散歩でも

しながら、海岸近くの

カフェで夕方まで

ワインかビールでも飲みながら、積もる話をしようぜ〜

 

ってつもりだったんだけど、

 

あたし、まだ時差凄すぎて(この頃 年なんだ、時差が

こたえる〜、前そんなことなかったのに。。)

 

で、時差があると、お腹の具合がよくなくなるのよ。

この日も、ニッシーさんとせっかくニース駅から

海岸までのいい道歩いてるのに、

お腹がしょっぱくなってきちゃって

 

「ねえ、ニッシーさん、どっか、カフェに入るか

トイレ探そうよ〜」

 

 

ってなっちゃって、

ちょうどその道に 

ギャラリーラファイエットがあって

 

急いでそのデパートに入って

 

フランスはデパートだからって

各階にトイレないのよ〜。。

この時は4階に一ヶ所あって。。

 

とか、色々あるけど、

とにかく、その後海岸まで行きました。

 

 

 

 

 

ニッシーは京都の大学を出て、

40年も前からフランスに移り住んでいます。

 

 

なぜ、日本を出てきたかって話とか

それそれぞれしていた。

 

その時よ、このセリフ

 

「だからあれほど言ったのに」

 

この先、日本はどうなっちゃうんだろって

話。

 

 

あの頃、40年前から同じこと思ってたって。

 

あなたまかせの考えしかできない

日本人集団。

 

一人一人に話してみれば、みんな学力あって

教育あって、ようくわかる人々なのに

 

集団になると、どうしてこんな

無気力集団になるんだろう。

40年前から

日本は

「内部崩壊していくんじゃないかと」

思ってたって。

 

 

すごく、自分ごととして

我が国のことを考えている。

 

 

そんな話をずっとして、

 

で、また駅まで歩きました。

 

 

 

駅の近くの、ちょっと下町ぽいところに

マルシェがありました。

 

あ〜、あれ、大根だあ、

(注:フランスに日本のような白い大根は滅多に

ありません)

 

って、ちょっと短めの大根を買って満足そうな

ニッシーさんでした。

 

 

 

 

上の写真の左上に移っている白いのが

ニースの大根です。