わたしは、自分が色白であることで自分が引き立つことを知っているし、服もその路線で買い整えてきた。だから、やはり、紫外線だけではなく、暑さで食欲がおちているし、代わりに水分をとりすぎているせいか、皮膚の状態が日に日に茶色に硬くなっていっているのが悩みだ。


UV効果のある日傘、帽子、手袋を身に着けて、そしてより完璧をと

organicの綿のオレンジとピンクのスカーフを首に巻こうとしたが、これは挫折。

歩いていて顔がほてって熱射病のようになるからだ。お出かけ前にはだから、日焼止めを塗りたくるのだが、君島十和子さんのように涼しげにならないのが不服。


それに、一日3回の水遣りも今日など一回あたりバケツ10杯は水をまいたのだが、そのたびにじりじり鉄板の上で焼かれるポークのようだ。


日焼止めに反応するのか、汗のせいなのか腕ががさがさになり、秋に着る予定の

シルクジョーゼットのトルコブルーの濃淡のドレスが似合うかが現段階では微妙。

毎晩美白のパックをしてるのにわたしの努力はあまり報われているといえない。


こわれていたタニタの体重計も直し、9月に向けて助走にはいった。日々の努力がやっと1,2 ヵ月後に実るのだが、しかし、最近は食生活が貧しくなっているように思う。

一種の栄養失調気味で、たんぱく質がたりないのよね。


朝は、同じくcheese toast2枚だが、最近はなんかこうさっぱり系の飲み物がいい。

今日はいつもはthe au laitだがミルクの部分をスキムミルクにした。脂肪分カットのスキムミルクが胃にすんなりはいっていく。

昼は水分だけ。

今日は、夕方、カレーライス。ゆで卵一個、ブロッコリーを蒸したもの、こんにゃくのすっぱ煮(梅干と酢、酒で煮たもの)を食す。

カレーにしたのは、暑いときは南国で食べられているものが身体を冷やしていい、といわれているから。


夜はブドウ一房。


間に、うんしゅうのジュースにレモン液をたらして500mlは流し込んでいる。

飲みすぎに関係あるのか、あせもでわきの下が痛い。水だけを入れるほうがいいのかも。


9月は現在ご招待が4件で、嬉しいのだが、今年前半とはあまりにも違ってにぎやかなので意識がついていかない。体力は、9月が始まってから分かるだろう。3

件は出席する人が重なるので着ていく服も少し悩みだ。

パリで買ってきている服を着まわして、フレンチセクシー系&やや浮世離れ系でサングロサクソン系の女性たちの目をむいてみましょうかしら。


それにしても、日本の女性はなぜこんなにやせているのかしら。あんまりダイエットをすると皮膚が汚くなるよ、といってやりたいくらい、何処にいってもみんなダイエット、ダイエットだ。身長が低い日本女性だから、貧相にならないようにやや太り気味がいい、と思うのだけれど。


流行はダイエット食品を販売する会社がファッション会社と結託してつくっているのかもしれない。ファッションだって、今年は黒にしよう、とかスカートの丈はこれこれで、ドレッシー路線で、とファッション会社が先導して世界の女性連中がおとなしく従っているんではないかしら。


うちの生徒はいろいろだが、やや標準体重を超えている女性もいて、体重が話題になるのだが、ひとりの20代後半の可愛い女性がオフイスで、同僚の女性から、

「そんなに食べると○○さんみたいに太ってしまうわよ」などといやみをいわれるそうだ。男性ではなく女性から、といわれるのが情けない。

彼女はグラマラスでめりはりがきいた身体の持ち主で皮膚が白くて綺麗だ。

「あなたがなんで太ってるの。そんなにチャーミングなのに」というと

「先生、ボッチチェリ好きでしょう」といわれた。

「わたしはボチチェリだけでなく、ラファエロも好きよ。肉感的で色白がすきなの」

そして、

「その女性はモジリアニが好きなのかしらね」といってやった。

美は人によってそれぞれだから、あなたのことを美しいと思ってくれる男性が必ず現れるから、といったが、本当にそうだと思う。


わたしがとても若くて、学生生活を終わるか終われないこと、とても素敵な女性に出会った。色があくまで黒く、スレンダーで、それをもっと黒くしようとビキニで泳いだりしていた。

センスもすばらしく、彼女の傍によると、自分が何も知らない女の子のように思えて、

どんなに張り合ってもだめだとほとんどの女性はそう思ったに違いなかった。

若き未亡人で女の子がひとりいた。後で、彼女は自分の魅力で未来を切り開いて、今はデザイン会社を経営している。


若いときは自分が理想とするものに自分をあてはめようとするが、だんだん年齢がいくと自分の長所を磨いていくことが本当ではないか、と思うらしい。

もっと若いときからそう考えればいいのに。


フランスでは顔が不自由でも、脚が綺麗なら、その脚がめだつように靴やタイツやスカート丈を工夫する。だから、周囲の人は

「あの脚の綺麗な子」とその女性を記憶する。

そこがフランスの女性の魅力なのだと思う。自分を知っている。


地黒なのを恥じることはないし、太っていることを悩むこともない。

ただ、日本人はあまりにもメデイアに踊らされすぎ、ということが腹立たしい。