今週土曜日、Wine Tasting Partyへのお誘いだ。珍しい、イタリアやフランスワインの会なので、急遽出席を決めた。ワイン+organicの食事ではなさそうな脂肪の多い料理を口にすることはやや不安だが、こだわりすぎてはまた出かけられない。今年から方向転換したのだし、まだ、仙人の生活をするほど達観していないので様子見で軽く出かけることにした。 赤ワインと肉の組みあわせはわたしには凶なので、ごくごくわずかにしよう。赤ワインはダイオキシンが高濃度で含まれる、と聞いたことがあるが、そのせいなのだろうか。
25人ほどのPartyはさまざな国籍が入り乱れるが、日本、フランス、イタリア、で、あとは英語国民が多くて、その他の言葉の国民がちらほららしい。自己紹介は最初フランス語でしてみて、様子を見て、英語にしよう。でも共通語はやはり英語だろうな、友達ができればいいな、と期待がだいぶでてきた。 ああ、この調子。この波をキープすること。出かける段になると急に引っ込み思案になるのがわたしの悪い癖だがこれはトラウマかしら。
おでかけのハンドバッグを見ようとクロゼットを開けると、悲惨な現実が待っていた。
かびだらけのバッグとエナメルのクラッチバッグ。クラッチバッグは一度も使用していないのに、表面が島ができたようになっている。《湿気とり》をいれておいたのに。除湿機もたまにかけてるじゃない、どうして~。
鎌倉は湿度が多い。この分だと服もカビが生えているのかもしれない。全部クリーニングしてもらおう。
とにかく、ハンドバッグ。明日、デパートに行かなければ、と思いつつ、ひょっとして、と淡い期待をして母親に電話をしてみた。
〔まあ、お久しぶり〕
〔バッグ持ってる?〕
〔あるけれど・・・(警戒の声)〕
〔前、〔PINET〕からハンドバッグ送ったでしょう。あれ貸して欲しいんだけど〕〕
〔あんな古い物、流行おくれで持てないわ。どうして新しいのを買わないの?〕
〔古いもののほうが好きなのよ。新しいのは皆が持っているし。わたし、最近フランス
のヴィンテージのドレスが好きになって、partyに着たりしてる。〕
〔ビンテージ?古着のこと?・・・・新しいものが買えないの?あなたは。まあまあ、どうしたことでしょう〕(冷笑)
超現実的な母親にとって、ヴィンテージドレスは古着でなぜそんなものを着なければ
ならないのか理解不能なのだ。他人にどう見られるかが最重要な家で育ってきたから。
あんな輪から早々と脱出してわたしは賢かったわ。他人にどう見られるかなんて気にするなんて、人生あっという間でしょ。
かくしてコミュニケーションがとれないまま年月が過ぎる。
明日は、軽くて綺麗な色のハンドバッグが見つけに遠出である。
エルメスやグッチなどは重くてかなわない。そして反対に財布が軽くなる。
そうだ、コキュのバッグは軽い(布だし)し、キュートだしいいわ、でもまあparty向けではないのかも。わたしは少々焦り気味だ。
必要な物がおさまて、肩こりのないように軽くて、実用的な綺麗な色のバッグー袋―が欲しいだけなんですけれど。