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一昨日 24日は センターキャラ
ウィリアムのお誕生日だったようです🎂
おめでとう🍷ウィリアム!
さて
そのレックス伯爵ことウィリアムの
狂愛ルートを終えての感想です。
病的な感じさえする肌の白さ
跳ねた髪
真っ赤な瞳、真っ赤な舌、真っ赤に塗られた爪
…大前提として
ウィリアムの見た目は
マダムの好みではありません。
さて。
攻略を始めて最初に気になったのは…
「どう思う?」 「ふぅん?」
質問に対する具体的な回答を避け
自らの心の内と向き合うように仕向けて
その様を観察するような彼の口癖。
ストーリーが進んでいくと…
気づかず自分を抑圧して
思うがままに発言出来なくなっていた主人公
と
そんな枷を持つ人々を解き放ち
己の欲求のままに振る舞うよう導き
彼らが自由になった様を愛でる男・ウィリアム
という
設定がはっきりしてきます。
ウィリアムに感化されて脱皮し
美しくなっていく主人公に対して
「お前が望むのなら」
とウィリアムは彼女の欲求を満たしていく。
新しい感覚 新しい世界 を与えてくれる男へ
どんどん傾いていく主人公に
似たような経験のあるマダムは即共感。
けれど ウィリアムの愛情は
"私にだけ" ではなく
不自由に苦しみ足掻く全ての人へ
等しく降り注ぐ春の雨のように与えられる
…
主人公(とマダム)は、胸に痛みを覚えます。
そう、望めば、望んだとおりに、
私を抱く男だから!ウィリアムは!
当然、彼の "特別" になりたい
という欲は大きく膨らむばかり。
主人公はこれまで導かれたように
ウィリアムに勇気をもって欲をぶつけます。
が
ここで初めて、彼は欲求を拒むのです!
呪いつきに運命づけられた
不可避の死を待ち望む自分との恋愛は
相手に不幸を強いるものになる
ウィリアムは
愛を与えても、決して "愛を受け取らない"
というスタンスを徹底しているんですね。
そして、主人公が行き着いた
ウィリアムを愛する方法とは…
彼の不可避な死を身代わりに受け止めて
自分が先に死ぬ
…というもの。
確かにこれが
死の直前まで思うままにウィリアムを愛する
唯一の道かもしれないですね。
一方のウィリアムも
主人公の命をかけての求愛と
愛する者を弔うという最も残酷な絶望の中で
呪いつきとして全うする死に
一種の暗い悦びを感じて
二人は "特別な" 関係をスタートさせます。
ストーリー中の恋愛的な流れ
だけを追うと、こんな感じでした。
初攻略相手のウィリアムは
見た目が好みではないし…
大好き♡ と口にする感じではないけれど…
相手を冷静に転がせるところなど
キャラ的にはお好み路線でありました。
時々 共感や ぞくっとする瞬間があり、
これまでのイケシリにはない
二人の病的で独占的な恋愛表現は
おもしろかったです。
こんなに長く感想を書いちゃうあたり
実は結構ハマってしまったのかしらね…?