私の婚家は一族の本家という立場上、先祖代々の位牌を預かっているので当然仏壇はあるし、神棚もある。
しかも、メインの神棚以外にも、あちらこちらに神々を祀っている…そんな家にも関わらず、神仏に対する信仰心は薄いので、それぞれの神棚に拝むのは年に1度。
お盆やお彼岸の行事毎に多くの親戚を迎えるけれど、菩提寺とのお付き合いは葬式や法事の時とお金の繋がりだけ。
だから屋敷稲荷を持っていても、
「本当にお稲荷さんっているのかな?」
「お稲荷さんって怖い存在?」などと、不信心極まりない面々です。

 

そんな私たち家族を、その程度しかお世話していない私たちを、
お稲荷さんはずっとそこに居て、ここの家族、この家の土地と家屋、この家の稼業を護ってくれていたそうです。

 

momoさんから教えて頂いたことを、友人の芳野木蓮さんにお話ししました。
木蓮さんは、視えない世界の存在と会話をすることができる人です。動物との会話が本業ですが、いつも視えない私を助けてくれて、昨今は、いろんな存在とお話しするようになりました。
木蓮さんは、今ではうちお稲荷さんや、その他の視えない存在との通訳をしてくれています。

 

お稲荷さんの存在に気付かせて頂き、長い間のご加護をありがたいと思った私達家族は、この時から意識を変え、お稲荷さんをしっかりとお世話して、今後も頼っていくことに決めました。

 

そして、まず行ったのが、初午の行事です。
お稲荷さんの存在を知ったのが今年の1月でした。
2月の初午の日には、私たち流のやり方ではありますが、
「今まで護って頂き、ありがとうございました。これからは、私たち夫婦がお世話いたします。
改めて、よろしくお願いします!」
と、精一杯のお供えをし、行事を執り行いました。
その時のエピソードはこちら→http://ameblo.jp/madame-otome/entry-12247110350.html

 

するとその日、木蓮さんの元にうちのお稲荷さんが現れて「初午の祭りをしてもらった狐お面と報告に行ったそうです。
わざわざ(通訳係の)木蓮さんのところに報告に行ったことで、
私たちはお稲荷さんが喜んでくれたことを知ることができました音譜

 

初午のあと、またmomoさんや木蓮さんにお稲荷さんの姿を視て頂くと、お稲荷さんの身体がさらに大きくなったそうですキラキラ
人が信心することで、神様(ここではお稲荷さん)は力を得て大きく成長するのですねニコニコ

 

そして、今まではお稲荷さんにお願い事をしなかった私たちですが、これからはいろいろとお願いをするといいそうです。
家族のために居るお稲荷さんだから、お願い事をするのは恐れ多いことではなく、お稲荷さん自身の霊格を向上させるためにも、お仕事(お願い事)を頼むと、より力が増すそうです。

 

つづく