タロットは当たるの?と、ときどき聞かれますが、どう思いますか?
わたしは、タロットは今の自分や周りの状態を映すものだと思っています。
近い将来や物事の最終結果も占いますが、それも含めての「今」を映していると思います。
タロットのメッセージを踏まえて、自分のあり方を考えるきっかけを与えてくれるもの。
それが、タロットだと思っています。
たとえば、、、
「週末の同窓会は楽しい会になりますか?」とタロットに尋ね、
「きっと楽しいひとときが過ごせるでしょう」という結果になったとします。
そして、週末の同窓会。
あることからケンカになり、そのまま疎遠になってしまった旧友と再会したとします。
わだかまりを残したままの相手に、つい嫌味なことを言ってしまい、結果、ケンカの続きモードになってしまったとします。
楽しい同窓会どころか、暗~い気持ちになってしまうことは、明らかですね。
さて、あなたは「タロット、当たらなかったじゃない!」と怒りますか?
わたしは、当たる・外れるの問題ではないと思っています。
タロット占いをしたときのあなたの気持ちや状況と、その後のあなたの気持ちや状況は、違うものです。
そして、この例のように、タロットでいい結果が出ても、それを壊すような言動をしたら、いい結果になるはずはありません。
また、逆に、タロットで悪い結果が出ても、そうならないように努力したり、何か対策を打ったりすれば、悪い結果は回避されるかもしれません。
そういうことに気づかせてくれるのがタロットだと思います。
「試験にきっと合格するでしょう」と出ても、「恋人とずっと幸せでいられるでしょう」と出ても、
試験勉強をやめてしまったり、恋人に八つ当たりばかりしていたら、きっと結果は覆るでしょう。
悪い結果が出たときは、「そうならないように気をつけて」というメッセージだと考えれば、そんなに怖くなくなりますね。
いい結果が本当になるように頑張ったり、
悪い結果にならないように気をつけたり、
本当の結果は、自分次第ということです。
わかりきったお説教かもしれません。
でも、誰かに直接言われるのではなく、タロットに言われたほうが、説得力があるような気がしませんか?