7月も明日で終わり。
と書いて、
「え！もう終わるの？」
と驚く。
自分で書いたくせに。
またまだ先だった還暦の誕生日(7月)も
もう遠く後ろに過ぎ去って行ったし、
楽しみにしていた舞台鑑賞２つも
観終えてしまった。
早いな、時の経過
今月はエンタメ充実月間だった気がする。
ダントツは舞台２つ。
１つ目は
「江戸時代の思い出」。
ナイロン100℃結成30周年記念公演。
30年以上ぶりの
下北沢・本多劇場。
その時観たのは
宮本亜門さんの作品だった。
本当のことを言うと、
ナイロン100℃を存じ上げず
ただ出演者の中に
元お向かいさん(マンション内で)がいる、
というだけで行ってみた、この舞台。
結果として
すっごく面白かったし、
役者さん達のプロの熱を
びんびん身体で感じて感動したし、
生まれかわったら舞台役者？
なんてバカなことすら思う程
楽しめたのでした。
ここはなんばグランド花月か？
っていう程、
笑いっ放しで頬っぺの筋肉酷使して、
あ～、幸せ
チケットにあった「B列」が、
２列目かと思いきや最前列で！
セットや衣装の細かな部分も見えて、
勉強になったというか
参考になったというか。
ナイロン100℃、
今後もチェックして
観に行きます。
“好き”や“興味”が１つでも増えて、
その範囲が少しでも広がったことも
嬉しい
ちなみに元お向かいさんの演技、
テレビと同じく個性的で素敵でした。
２つ目は
「ふくすけ2024 歌舞伎町黙示録」。
他には「ツダマンの世界」しか観たことなく
(「シブヤデマタアイマショウ」行きたかった)、
ゾワゾワした期待感を抱いて
いざ、歌舞伎町・ミラノ座へ。
Bon jour,Godzilla
歌舞伎町、変わりましたね、本当に。
ホストクラブの看板は健在ですが。
ミラノ座(THEATER MILANO-Za)はこちら。
上演は13時からなので、
ランチをしてから行きました。
ランチは歌舞伎町のどこで食べたかって？
それはこちら、
タイ料理「バンタイ」🇹🇭
)が私より先にこの舞台を観に行かれていて、
「ふくすけ→バンタイ」
のコースを楽しんでらして
だから真似してみました、逆だけど。
本多劇場と同じく、
物凄く久しぶりのバンタイ。
最後は結婚直後に
夫と行ったような…。
Instagramのストーリーズにあげたら、
「懐かしい！まだあるの？」
「大好き、バンタイ
」
」などのメッセージが来るほどの
ファン多き店。
前夜からたまらなく食べたかった
グリーンカレーを楽しみました。
マストアイテムのシンハービール☆
ということで私は
「バンタイからのふくすけ」
本多劇場では最前列だったけど、
今度は最後列。
でも、ちょっと複雑な展開だったから、
遠くから見渡す見方で
良かったかも知れない。
それに最後列と感じさせない見え方だし。
独特で、毒々しい舞台でした。
「江戸時代の思い出」も
え？その単語、言っていいの？
が何度もあったけど、
こちらの方がさらにウワテでした…。
でもその毒々しさが魅力。
最後の荒川良々さんの
狂気と悲しみが漲った演技に、
ポロポロと涙が止まらなかった。
好きな脚本家、監督はとくになく、
出演者で観る演目を決める私は、
この「ふくすけ」は
荒川良々さんが決め手だったので
感動で心満たされて帰宅。
荒川良々さんの舞台があったら、
また行きたい。
NetflixとAmazonPrimeVideoも
今月は沢山観た。
どこにそんな時間があったのか
不明だけど。
Netflixでは
「地面師」も面白かったけど、
「ナビレラ ～それでも蝶は舞う～」
も良かった。
「ナビレラ ～それでも蝶は舞う～」
この作品は、
静かに心打つ感動の他に、
還暦を機に
新しいことを始めようと決めた私自身に
パワーをくれた。
あらすじはこちら。
踊りに夢を見いだした70歳の老人と、才能あふれる23歳の青年。 厳しい現実に直面しながらもバレリーノを目指す2人の間に、やがて強いきずなが芽生え始める。
家族から猛反対を受けても、
ステージで舞う夢を諦めないおじいさん。
おじいさんには、
夢を叶える、というその裏に
実は深い事情がある。
そしてその夢を反対する皆にも、
過去に捕らわれた想いがあって、
「人間てそんなものかも」と思わせられる。
最後はおじいさん、
舞台で舞うことが出来るのだけど、
ただの「良かったね！」じゃ済まない、
人々の想いをも学ぶ作品。
「おじいさんが頑張ったんだもの、
私も頑張る！
おじいさんより10歳も若いんだから！」
と誓った私でした。
そうそう、
おじいさんにバレエを教えるダンサーを演じた
ソン・ガンさん。
とびっくり
イ・ミンホ以来の驚きです。
今は兵役中だそうな。
と、それはさておき、
思わぬ所で勇気と元気をもらって、
更なる意欲がじわじわと湧いてきた
私でございます🙇♀️
