「今時の若い人は…」。

これ、自分がいくつになっても
言いたくなかった台詞。
これを言う人間になりたくなかった。

そして一昨日、
約7年振りに会った友人も、
同じことを思って
歳を重ねていたことを知った。

還暦を迎えるに当たり
“生き方迷子”だった私は、
その年齢になるギリギリ直前で、
“人生最後にやってみたいこと”を
見つけた。
今まで何かを始める時、
人に相談することなく進んで来たけれど、
年のせいで臆病になったのか?
いやいやこれは
実はそうじゃなくて、
客観的に自分を見つめてみたら、
“人生最後だから「丁寧」に取り扱いたい”
と思っている自分がそこにいた。
だからとにかく色々な人に
意見とアドバイスを賜ろうと
そう決めた。

早速何人かに連絡。
「意見欲しい!」
「アドバイス欲しい!」
「協力して欲しい!」
本当にこんなこと、人生で初めて。

で、早速会ってくれた50歳(男性)。
「また突拍子もないことを
考えてるんじゃないかと思って、
ワクワクしてる」
とLINEに書いてあったけど、
結構ノーマルだったでしょう?
私の人生最後の計画。

で、その彼が
近況を語る中で言ったのが、
「“今時の若い人は”って
言う人間になりたくなかったけど、
言わざるを得ないのが昨今」。

新入社員はそこそこ優秀らしい。
でも…

・一定を越えると仕事出来ない
(=応用が効かない)
・何でもスマホ 、実体験なし
・彼氏の相談までしてきたのに、
辞める時は相談なく突然
・しかも退職届は代行に依頼
・そもそも採用面接で
家族構成すら聞いちゃいけない時代
・勿論性別も聞いちゃいけないけど、
まあそれは見れば分かるけどね
・辞める理由は皆、
「自分がやりたいことと違っていた」
「自分が求めていることじゃなかった」
etc…

噂には聞いていたけど、 
本当なんですね。
そりゃあ言いたくなるよね、
「今時の若い人は」って。

そういえば先日の
自室のリフォームで、
クロス張り替えの職人さんも言ってた、
「自分が思っていたことと違う、って
すぐ辞めるんですよ、しかもLINEで」と。

何でこんな世の中になったんでしょう?

この日は彼のオフィスの近くの
ヒルトン東京で会ったので、
勿論買いました、バナナブレッド🍌


ヒルトンと云えばこれ、バナナブレッド。
結婚前から買っているので、
30年以上のロングセラー商品。
かなりヘビーだけど、そこに昭和感あり。


ナイフとフォークシャンパン

梅雨が明けましたね。
蝉はとっくの昔から鳴いていたけど。

涼しい気分で食事がしたくて、
今晩は
「トウモロコシの冷製カッペリーニ」
を作りました。


真ん中の美しくない茶色いのは、
コンソメのジュレ。
見掛けはいまいちだけど
白ワイン白ワインにピッタリで
善きお食事時間でした。