一昨日、
脳のMRI検査を受けてきました。
長く続いている頭痛、
神経内科で「緊張型頭痛」と診断されたものの、
いい機会だから、ということで。

やっぱり怖かった~笑い泣き
閉所恐怖症なので。
歯科で顔にタオルを乗せられるのすら
ダメなんです。
MRI検査は他部位で
過去に中断の経験ありなので、
問診票にもその旨しっかり記入しました。

いざ本番。
20分位前にデパスを服用。
が、恐怖のあまりに
何度SOSのボタンを押そうと思ったことか…。
でもその度に
「初めての脳のMRI、
病気があったらちゃんと見つけないと!」、
「今ここでギブアップしたら
これまでの耐えた時間が無駄になる!」
と自分に言い聞かせて深呼吸を繰り返し、
夕空や海を瞼の裏に描いて頑張りました。
それでも時折呼吸が
バクバク早くなって息苦しくなり、
いやいやあれはいったい
何と戦っているんだ?
閉所(圧迫感)なのか?
己なのか?爆笑

で、無事に最後まで乗り切り、
安堵のため息。
もう、ぐったりダウンで放心状態。
「はい、終わりましたよ」
「今、台を下げているので
まだ降りないで下さいね」
と係の人。
私はこれに物申したいびっくりマーク
何故に
「頑張りましたねー」
のひと言が言えぬか?

いや別に、もうすぐ60歳になる身で、
褒められたいわけではありませぬ。
でも、苦手です、怖いです、
中断した経験あります、
と言っているのだから、
「頑張りましたねー」
のひと言があっても良くないですか?
その小さなひと言が
自信というものに繋がって、
再度MRI検査を受ける時に
「この前大丈夫だったから今日も大丈夫!」
と思えるわけです。

小さなひと言、
子育てをする上でも必要でしたが、
今となっては社会に出てからの方が
より必要な気がします。

この話、娘にすると、
いたく共感してくれて。
実は偏頭痛持ちの娘も
かなり以前に同じ病院で
脳のMRIを撮ったことがあり、
怖くて嫌な思いをしたそう。
これはその病院の、
放射線科の教育が問題かな。

で、MRI検査の結果は…。
こちらも結構ビックリというか
ショックというか…汗
過去に「ラクナ梗塞」を
やっていた形跡ありえーん
しかもいくつも泣

「ラクナ梗塞」は脳梗塞の病型のひとつで、
脳の深い部分を流れている
細い血管が詰まることで起きる脳梗塞、
だそうです。

ショックでした泣
これからはコレステロールや糖尿病、
本当に気を付けなくちゃ。
ここ数年、さぼってました。
血圧、水分摂取は問題ないので、
あとはストレスかな。
ストレス軽減の工夫をしなくちゃ。
まだまだやってみたいことがあるし、
ラヴィちゃん2号も迎えたばかりだし、
少しでも健康な身体でいたいです。

思えば検診・検査でびくついたのは
これが2回目。
1回目は6年前の人間ドックで、
多発性骨髄腫の疑いが掛かり、
水泳の池江璃花子選手も“痛い”と言っていた
マルク検査を受けました。
あの頃は、
未来の約束を絶対に入れなかったなぁ。
そういう時に限って若手パティシエさん達から
「スイーツ食べ歩きに名古屋に行きましょう」
なんて誘われて。
未来のある若者からの誘いが
余計に悲しかった。
幸いにも“疑い”は“疑い”のままで、
ずっと続いていた
半年に1度の検査も先月終了。
また人間ドックで異常が認められたら来て下さい、
と、血液内科の主治医から言われました。

やっぱり怖いのは病気。
今年は愛犬が急性心不全で失くなったし。
相変わらずの頭痛は辛いけど、
そのおかげで自分の脳の内で
何が起きていたかを知ることが出来たので、
感謝ですね。

2月に失くなった愛犬に、
花を欠かしたことはありませんピンク薔薇
検査の帰りに買ったのは紫陽花。

今年は何処かに
紫陽花を見に出掛けようかな。