現在上映中の映画
「燈火(ネオン)は消えず」を、
公開2日後に観てきました。


好きすぎて2回観に行き、
3回目も全然ありだと思っている映画
「ポトフ 美食家と料理人」。
その本編上映前の宣伝で知った映画がこれで、
ネオンサインがあまりにも美しくて、
アートとしてこの映画を観たいと思い
観に行きました。

「ポトフ」と同じく、
Bunkamuraル・シネマにて。
館内カフェでは映画にちなんだ、
こんな可愛いメニューがありました。



チャイティーラテハート
ちなみにオニオンスープは
「ポトフ」にちなんだメニューです。

こちらがチャイティーラテ。
ネオンに見立てたカラフルなアラザンキラキラ
素敵なアイディア!
写真では見えにくいですが汗


とーっても甘かったけど、
とーーっても癒されましたハート

さてストーリーは

腕ききのネオン職人だった夫の死後、夫がやり残した最後のネオンを完成させようと妻は決めた。

Bunkamuraホームページより


というシンプルなものですが、

何より目映い香港のネオンが背景なので

ちょっぴり幻想的なムードも感じられます。




私もネオンサイン、

作ってみたいなぁ…。





ところで私は香港には

1度だけ行ったことがあります。

まだイギリス領だった頃。

家族で年越しをしました。

花火が素晴らしかったなぁキラキラ


そして勿論、

街中のネオンサインも見ました。

見ましたけど、

訪れたことがなくとも

ネオンサインは

香港を代表するイメージで、

映画や写真でちょくちょく見ていたので、

“実物を見た!”程度にしか

多分感じなかった。

それに東京にも

ネオンサインではないものの、

歌舞伎町や渋谷、銀座など

色とりどりの目映い夜の景色があるから、

特別感を感じにくかった?

いずれにしても

さして感動をした記憶はありません。

でももしこの時、

「ネオンサイン」というものを

その歴史も含めて

もっとよく知っていたらなぁ…。

写真を撮りまくっていたと思います。

ましてや後に、

建築法などの改正により様々な制限が設けられ、

結果、9割ものネオンサインが

姿を消すとあれば尚更。

ちなみにネオンサインが消えていった理由は

建築法改正だけではなく、

オンラインショップが増えたことも

理由の一つだそうです。

何故ならネオンサインは、

客を店舗へ呼び込む為のものだから。

新しいものが生まれると、

何かが替わりに消えて行くのですね。



アートとしか言えないネオンサイン。
まるで職人さんが腕を競う
展示会場みたいですね。

こちらは街の変化を写した画像。
日本香港人協会さんのサイトから
お借りしました。




映画の最後に
ネオンサインの職人さん達が紹介されますが、
故人もいれば現役の方もいて、
皆さんの表情がとても素敵でした。