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日本の真ん中あたりの地方都市
その外れの山と茶畑に囲まれて
のんきな田舎暮らしの晩婚夫婦です。
普段はのんびりダラダラのぐうたら主婦。
ちょっとした日々のことや過去のこと、
時々、義実家の愚痴なんかも書いています。
さて、先週末はオット氏と共に久しぶりのコストコに行ってきました。
だいたい月に一度行ってたのが、数ヶ月間が開いてしまいました。
ひさびさに行くと、値上がりに驚きませんか?
今回は節約気味に行きたかったのですが、こんな時に限って!
今までに無いウイスキーが入荷してたりして。
オット氏のウイスキーだけで1万円ぐらい購入してしまいました
まあ、他で買うよりは安いのですが。
さて、お買物が終わって、我が家恒例のホットドッグ購入~
今回はしっかり朝食を食べてから行ったので、持ち帰ろうということになりまして。
玉ネギやレリッシュ、ケチャップなんかをトッピングするところにオット氏が並んでいたので交代して、オット氏にジュースをお願いしてふくこがトッピングすることに。
そこでは小学校低学年ぐらいの男の子が一生懸命ケチャップをトッピングしており、ふくこは玉ネギのハンドルを回しながらふと見ると・・・・
男の子は1人だったのですが、横にはまだトッピングされていないホットドッグが10本ぐらい積まれていたのです。
この男の子、まだ小さいのでケチャップのハンドルにやっと手が届くぐらいで、しっかりと押し込むことが出来ず、手こずっている様子。
思わず、
「大丈夫?手伝おうか?」
と声をかけましたが、
「大丈夫!」
と、元気な声が帰ってきました。
男の子の邪魔にならないようにトッピングをしていたのですが、しばらくすると小さな声が聞こえてきました。
「あの~・・・・・、やっぱり、お願いします・・・・・。」
恥ずかしそうに言う男の子に、二つ返事でお手伝いするふくこ。
「本当は、オレ、自分でやりたかったんだけど・・・。」
つぶやく男の子に、ウンウン、分かるよ~と言いながらお手伝いしていると、オット氏がジュースを手に戻ってきました。
それと同時に、背後から
「ちょっと!何やってるのよ!」
という、女性の声が。母親らしき人が驚いた顔でこちらにやってきました。
「レジしてる間にいなくなったから車に戻ったらいないし・・・探したのよ。何?ホットドッグ買ってもらったの?おじいちゃんは?」
どうやら母親には言わずにおじいちゃんと一緒に家族分(?)のホットドッグを購入したようで。
「おじいちゃんはジュースやってる・・・。」
しょんぼりしながら指さす先を見ると・・・おじいちゃんが3本のジュースを入れた紙コップと、残りの紙コップを脇に挟んで困って立ち尽くしておられました。
ほら、コストコの紙コップって大きくて柔らかいから、ジュース入れちゃうとたくさん持てないですよね。
慌てて助けに向かうオット氏。
どうやら男の子がホットドッグのトッピングをやってみたくて(いつもお母さんがやってるのを見ててやりたかったみたい)お母さんの隙をついておじいちゃんをそそのかし、大量のホットドッグを勝手に購入してもらった様子。
「お昼ごはん、お寿司にしようって他にも色々と買ったじゃない!おじいちゃんも、こんな大量にジュースどうやって持って帰るのよ・・・。」
完全にお怒りモードのお母さんに、おじいちゃんも男の子もシュンとしていました。
後は大丈夫ですからとお礼を言われ、オット氏とその場を去ったのですが、気になってジュースをまとめて入れられるぐらいの空き段ボールを取ってきて渡しに行きました。
戻るとお母さんがせっせとトッピングをしていて、おじいちゃんと男の子はジュースを入れてたのですが、その時お母さんがこっそり教えてくれました。
「今日は家でサプライズで父の日をしようって、私の兄弟が準備をしているんですよ。買い出しも兼ねて父を連れ出したんですが、まさか人数分のホットドッグを買ってしまうとは・・・。サプライズ前にこっちが驚かされましたよ。」
もう一度、丁寧にお礼を言われてコストコを後にしたふくことオット氏ですが、なんだかほっこり(お母さんは大変でしょうが)した出来事でした。
素敵な父の日パーティになってるといいですね。
それでは、今日は強い雨で色々と心配ですが、ボチボチ参りましょう~。