ソンドク女王。
7世紀の新羅で、27代目の王位に着いた、
朝鮮半島初の女王です。
2009年度、韓国で最高視聴率(43.6%)を叩き出した、
話題のドラマです。
ナルホド、躍動感に満ち、笑いアリ、涙アリ、
の展開で引き込まれます。
制作スタッフが、
「チャングム」「朱蒙」を手掛けたというから、
ツマラナイはずがない。
実は、1~7話を見逃し、8話から見始めたものの、
話の展開が解らなかったり、登場人物が多すぎて、
苦労しました
王室vsミシル派の人達。
王は権力をほとんど持たず、新羅の国政は、
勢力持つ人達を味方に付けたミシルが取り仕切っています。
と、この構図と派閥の人物が理解できれば、
とりあえず十分。
主人公のトンマン(後のソンドク女王)は、
出生の秘密(韓国ドラマのお約束ですね。笑)を抱え、
男の子として逞しく生きています。
イ・ヨウォンが、朗らかで魅力的な少年を演じています。
で、彼女よりも頑張ってるのが、
初の敵役を演じるミシル役のコ・ヒョンジョン。
肝の据わった貫禄のある毒婦です
権力を手に入れるため、夫と情夫を脇に侍らし、
目障りな人物は容赦なく陥れる。
有能な敵ならば、消すよりも味方にせよ。
て具合に、一人で立ち回っているのです。
味方がたくさんいるハズなのに、なぜ一人で立ち回る?
なんだか、弟といい、息子といい、マヌケなんだよね~
ミシルの顔色ばかりみて、頭はまわらない…
そんな訳で、ミシルは一人で頑張っちゃうしかないのです。
悪役が笑いまで取っちゃうから、
このドラマは魅力的なのかしら?
花郎(ファラン。武芸に秀でた美少年)に仕える郎徒達も、
グループ毎に派閥に分かれてるんだけど、
仲が良かったり悪かったり。
そのカラミは、もはや漫才の域…
陰謀渦巻く宮廷、隣国との戦争、
天変地異まで予言するミシルに、
トンマンは対抗できるのか?
天涯孤独な少年から、
いかに女王にまで登りつめるのか?
トンマンの成長と活躍を、最後まで見守ります