日曜日、「鮨さいとう」を出て。

合羽橋へ。

妻へのクリスマスプレゼントに包丁をと思ったのだ。

自宅の包丁は全然切れないペティナイフと父ちゃんから譲り受けた柳刃包丁しかない。

三徳包丁でもプレゼントするかと。

妻からはラギオールの復刻版のソムリエナイフを頂きました。今のポジションだとなかなか使えないけど、一生モノですからね。有難う。

そんで合羽橋で無事にプレゼントを買い。

そういえば浅草近いもんなぁと。

歩いて行ってみました。

浅草のど真ん中。

前は炉端焼きのお店だったそうな。

「窖」は茨城県笠間市の磯蔵酒造さんのお店。

銘柄「稲里」は私の働くお店でだいぶ扱われている。

こんな感じや。

こんな感じでな。

栃木県の若駒酒造みたいなフルーティーなニュアンスでは無くて、米の香り、旨味を綺麗に出した酒質が特徴的。だと僕は思っている。

人に例えるなら稲里は阿部寛。

フルーティーでありながら線も太い若駒は渡辺直美。

それにしても店内。

聞いてはいましたが、雰囲気が最高。

40年前の建物らしいですが、富士山から持ってきた溶岩を天井や壁に張り巡らせております。

「日本酒文化専門店」と銘打っている通り、浅草らしく海外のお客様も多いようでスタッフのおじさまも英語ペラペラです。

各種、試飲も出来ますし。

普通に角打ちで飲む事も出来ます。

試飲の方がお得だなと思いながらも普通に２杯頂きました。

今更、試飲してどうするんだと。

この写真は群馬県みなかみ町の音楽フェス「ニューアコースティックキャンプ」の出店でご一緒させて頂いた時の磯蔵酒造ブースです。

野外フェスなのに雰囲気のある佇まいを醸してました。

その時にどれだけタダで飲ませて頂いた事か...

そんでまぁ、窖では搾りたて純米大吟醸と、搾りたての濁りをちょっ蔵いただきました。

大吟醸でも香りは穏やかで、スムースな飲み口。

米の旨味。綺麗だ。

濁りは旨味と微かな酸味、微発泡が心地良い。

そして。

お正月に燗酒にして呑もうかと熟成酒の「幽玄」を購入して帰路へ。

そういえば日曜日でも合羽橋は開いてる店が結構あるもんで。

半分、観光地と化しているみたいですね。

本当に昔は業務用というかプロしか来ない場所だったみたいですが。

それにしてもこの包丁。

たまらなく欲しくなりましたが、我慢しました。

もちろん真ん中のやつです。

これで丸鶏捌きてぇ〜(●´ω｀●)

正月に日本酒たくさん売って買うか〜

浅草の窖(あなぐら)