"Jailbreak" "Warriors" "Cowboy Song" "Emerald"
そして"The Boys Are Back In Town"などの代表曲を収録した6thアルバム。
シン・リジィのアルバムに外れはないとしても、これだけの代表曲が1枚に詰まっている本作を
ブライアン・ロバートソン、スコット・ゴーハムのツイン・ギター期を代表するアルバムと
呼んでも過言ではないでしょう。
分かりやすい派手さこそないものの、聴くものの感情に訴えかけてくる楽曲の数々に
1/4秒遅れのディレイという偶然から生まれたという絶妙なハーモニーのツイン・リード、
アイリッシュ魂溢れるメロディをフィルが歌い上げる様こそ
典型的なシン・リジィの在り方なのではないでしょうか。