ギターシンセを多用した音作りやポップな曲から発売当時問題作とされた10thアルバム。
ただ、同時期のゲイリー・ムーアもギターシンセを使用しており、
彼ららしく当時の潮流に乗っていた結果なのでしょう。
前作"Diffenders Of The Faith"の後に発売される予定だったライヴアルバムは
本作発売後に発表された"Priest...Live!"により結実しますが、
元々2枚組の予定で作られたため、本作に収録されなかった楽曲は持ち越されることになります。
本作は当時の評価通りポップな印象ですが、
時代の流れにうまく乗った結果、ジューダス・プリーストは北米市場で3作連続のプラチナディスクに輝いたわけです。
30周年記念盤では、ボーナスディスクとして"Priest...Live!"と同時期のライヴ音源を収録。
"Unleashed In The East"に収録された曲もしっかり入っています。