パワハラ、セクハラの時代 | あさきゆめみし

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夢の馬券生活の為、精進の日々を綴ります。
22年を過ぎる競馬との思い出もしたためております。

あと、日々の戯れ言も

齢63 才の私はパワハラ、セクハラを日常的に受けて来た世代。


森喜朗や麻生太郎たちの80代が社長や役員を現役でやっていた時代。

そして団塊世代の75才が直属の上司だった年代だ。


社風も勤務時間外の着替えや清掃は当たり前だった。朝礼や夕礼も残業の対象外、朝夕15~30分は当たり前に時間を搾取されていた。

例えば開店時間は10:00だが朝礼は9:40、その前に清掃がありロッカーで制服に着替える。ロッカーは別館地下にあり職場は本館3階だ。

逆算して開店一時間前に会社着がスタンダードな勤務状態だった。

長年それでやって来た。

それが今は一分から残業を請求出来て勤務時間には着替えや清掃も含まれるのがスタンダードになった。

労働基準法は昔から変わっていないらしいが暗黙の搾取ルールが蔓延っていた時代がやっとまともになった。

社畜と呼ばれても仕方ない就業形態だった。

もっとひどい会社もあった。

公共交通機関の遅れで遅刻しても遅れた理由が判明しているだけで遅刻としてカウントすると言っていた担当営業がいた。コイツは労働基準法もまともに読んだ事もないくせに法定の有給を毎年勝手に削っていた。私がやられたわけじゃないが人事に電話して有給の日数を確認した同僚が憤慨していた。

私の勤めた中で二番目にブラック会社だった。

ブランドも支店も少なくなり社長も外部から来て、青息吐息だ。

一番でたらめだった専門店は昨年10月から閉店した。

どちらもギスギスしたイヤな人間ばかりがいた。社長がイヤな人間だったからだ。会社組織は規模にかかわらず社長がダメだったら社員もダメだ。東芝やビッグモーターを見れば一目瞭然だ。


今は社会全体が理不尽な事にNOを言えるようになった。

芸能界も一般社会も変わる。

理不尽な暗黙のルールは排除していいんだ!

やっと生きやすい環境になった。