Windows で MacBinary変換ソフト  BONZP.EXE を使う

 

以下は私のさくらのブログと同じ内容です。今でもやっている事は当時と変わらない自分には驚きですね。

 

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2010年05月23日

最近になって、Mac のエミュレータの Basilisk と Sheep Shaver の環境を、再び整え始めました。この過程で、Windows でダウンロードした Mac 用のファイルを、 Mac の仮想ドライブのファイルにコピーする事になりますが、このために HFVExplorer.exe が供給されています。ただ、MacBinaryII・III にのみ対応していて、無印の MacBinaryI は未対応なのです。

使用したい圧縮ファイルを転送する事は出来ましたが、肝心の圧縮ファイルを解凍するソフトがMacBinaryI のために、ファイルの転送が出来ません。解凍するファイルの転送が出来ないので、そこから先に進まなくなってしまいました。

ネット上を探しましたが変換ソフトは見つける事ができませんでした。ただ、「MacLHA は 自己解凍式の hqx のファイルなのでコピーが可能」との情報を見つけました。まず MacLHA を転送して、 Mac 上で LHA を使用する事はできるようになりました。

 

Windows 上で、MacBinaryI のファイルを LHA で圧縮して、このファイルを転送して、Mac 上のMacLHA で解凍するという手順で、無事解凍ソフトの転送に成功しました。MacLHA が hqx で良かったです。

試行錯誤の中で、MacBinary の情報が判ったので、変換するソフトを作成してみる事にしました。ファイル作成日時の項目は、Mac と開発環境の Delphi では、開始日の違いがあり、簡単には変換できませんでした。この違いは Inside Machintosh の資料により解決しました。

次に、Mac の CRC の計算方法が分からなくて、色々と試してみた結果、ようやく同じ結果になる式を見つける事ができました。

開始してから 3週間近くで完成しました。使用頻度は高くはありませんが、あると便利なソフトです。

 

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ダウンロードは Vector から行って下さい。

https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se483866.html

 

 

実際の使い方は以下を見て下さい。

「Classic Macintoshアプリの調達方法」

Classic Macintoshアプリの調達方法 | gatsby-starter-blog++ (saturday-in-the-park.netlify.app)