Windows で Basilisk の インストール

 

Basilisk を ThinkPad X220 の Windows Xp に OS7.6 をインストール

 

参考にしたサイトです
https://officeforest.org/wp/2023/06/10/
M1 Macでも68K MacOSを動かしてみた

■情報


01:機種
○A Mac Classic シリーズ
0.x から 7.5 まで

○Mac II シリーズ
7.x から 8.0/8.1 まで

02:Model ID
System 7.x     を使用する場合は「 5」(IIci)
Mac OS 8.0/8.1 を使用する場合は「14」(Quadra 900)

03:FPU enabled
FPUエミュレートを行う場合は,、このチェックボックスをチェックします。
FPUエミュレートは動作が不安定になる場合があるので、必要ない場合はチェックしないほうが良いようです。

04:CPU
CPU種別を 68020/68030/68040 から選択します。
OpenTransportを使用する場合などは、68030/68040 の CPU を選択する必要があります。

■ダウンロード

01:「https://basilisk.cebix.net/」に移動します。

02:画面中央にある「Download Basilisk II」にある「E-Maculation Forms」をクリックします。

03:「https://www.emaculation.com/forum/viewforum.php?f=6」が表示されます。

04:画面上部にある「topics」の「BasiliskII for Windows」をクリックします。

05:「https://www.emaculation.com/forum/viewtopic.php?t=5282」が表示されます。

06:画面にあるファイルをダウンロード


●Basilisk142 (from before the Just-In-Time compiler was integrated):
https://surfdrive.surf.nl/files/index.p ... b/download◀これをダウンロード


The guide to that specific windows version is available here: 
http://www.emaculation.com/doku.php/basilisk_142_setup◀これをダウンロード

■実行ファイルの準備
今回は「Windows Xp」で「Mac OS 7.6」で説明します。

01:Cドライブに「Basilisk」のフォルダーを作成します。

02:「C:\Basilisk」のフォルダーに
「BasiliskII_27_08_2008.zip」
にコピーします。

03:「C:\Basilisk\BasiliskII_27_08_2008.zip」を右クリックして展開を行います。

04:「C:\Basilisk\BasiliskII_27_08_2008」のフォルダが作成され、このフォルダーにファイルが展開されます。

05:「C:\Basilisk\BasiliskII_27_08_2008」に展開されたファイルを「C:\Basilisk\Basilisk」にコピーします。

06:「C:\Basilisk\BasiliskII_27_08_2008\CD-ROM driver」の「cdenable.sys」を「C:\WINDOWS\system32\drivers\」フォルダーをにコピーします。

 



■ROM の準備

01:「CopyRom」を使用して、実機から「ROM」を吸い出しますが、取得方法は各自で WEB を検索して下さい。
取得した「ROM」のファイルは 「MAC.ROM」に名前を変更します。 

私の場合は「CopyRom」を用意して、「LC3」から取得した内容を「MAC.ROM」で保存しました。

「LC3」から取得した「MAC.ROM」と「IIsi」から取得した「MAC.ROM」の両者で起動ができました。
「LC3」 のファイルサイズ 1,048,576 byte
「IIsi」のファイルサイズ   524,288 byte

02:「MAC.ROM」を、デスクトップの「C:\Basilisk」のフォルダーにコピーします。

■インストール OS の準備

01:インストールする OS のCD-ROM を準備します。

私の場合は、「OS 7.6」を準備しました。

■実行


01:「C:\Basilisk」のフォルダーの「BasiliskIIGUI」を起動します。


デフォルトから設定を変更する箇所のみ記述します。

02:「Disk」の設定

「Create」で OS をインストールする新しいディスクを指定し、ディスク容量は「256」MB を指定して下さい。
ファイル名の拡張子は「.dsk」として下さい。今回は「OS 7.6.dsk」としました。

 

 



03:「CD」の設定

「Available cd's」に表示されている「D:\」を選択して「<<」をクリックして「Installed cd's」に移動します。

 

CD が D:\ に割り付けられている

右側の D:\ を選択して「<<」をクリックすると

左側に移動する


04:「General」の設定

「Model ID」は「0(Mac IIci)」または「21 (Mac LCIII)」
「CPU」は「68030」

 



05:「Memory」の設定

「Ram Size」は「64」MB
「ROM file psth」は「C:\Basilisk\Mac.ROM」
または
「ROM file psth」は「C:\Basilisk\Mac OS ROM」

 



06:「Screen」の設定

「Screen Type」は「Window GDI」
「Screen width」は「640」
「Screen height」は「480」
「Colors」は「256 color parette (8bit)」
「Refresh rate」は「Monitor default」

 



■OS のインストール

01:CD ドライブに、インストールする CD を入れます。

02:「C:\Basilisk」のフォルダーの「BasiliskIIGUI」」を起動します。

03:「Run」で「Basilisk」を起動します。


04:ハードディスクの初期化


作成したディスクが初期化されていないので、初期化のメッセージが表示されたら、名前には「OS7.6」と設定して「初期化」を実行します。
確認のダイアログが表示されたら、「続行」を選択します。

 

 

 

 


03:インストール
作成したディスクには OS がインストールされていないので、「Mac OS 7.6.iso」で立ち上がります。
「CD-ROM」がマウントされているので、「Mac OS 7.6」をダブルクリックして、「Mac OS インストール」をダブルクリックします。

インストール先は「初期化」で指定した「OS 7.6」を選択します。

 

 

インストール項目のオプションでは「Ope transport PPP J-1.0」をチェックします。

 

 

 

04:インストールの完了


完了したら「終了」を選択します。


 

05:メニューの「特別」「システム終了」を選択して、一度終了します。

■起動

01:「C:\Basilisk」のフォルダーの「BasiliskIIGUI」を起動します。

02:「Start」で起動します。

■設定ファイル

01:設定ファイルは「C:\Basilisk\BasiliskII-_refs」保存されます。

 

以上でインストールは完了です。お疲れさまでした!

 

■インストール後の設定

 

01:次はアプリケーションをインストールするステップですが、以下のサイトが良くできていますので、こちらを参考にして下さい。

 

「Classic Macintoshアプリの調達方法」

Classic Macintoshアプリの調達方法 | gatsby-starter-blog++ (saturday-in-the-park.netlify.app)

 

この中で紹介されている「BONZP.EXE」は私が作成したソフトです。